どうもこんばんは、ループの螺旋階段です。九州旅行記の第4回目。旅行も3日目に突入し、中盤戦です。今回は朝一で別府名物である地獄めぐりを行い、昼食取るまでの模様をお送りします
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この記事の目次
由布での朝食
前の日にまさかの22時前に床に就いたにもかかわらず、起きたのは7時半。いやぁよく寝たもんです。この気ままな感じが温泉メインの旅感があって良いですね。
温泉宿の楽しみといえば、朝食も忘れてはいけません。ちゃっかりと朝風呂にも入りつつ朝食へ。
いかにも温泉宿だなぁといえる朝食を取りつつ、まったりしているとまさかの展開が。なんとパンが出てきます。大食いキャラの団長さんとしても、ここでパンを食べてしまってはこの日の行程に大きく影響が出るのでは、と不安になりパンはパスさせていただきました。すみません。
別府 地獄めぐり
さて、地獄めぐりです。大分出身の後輩によると、「あれは正直オススメしません」と言っていましたが、気にせず巡ります。問題は何個巡るかなのです。全部で7地獄あるのですが、1箇所400円の入場料。ただし、全地獄を巡ることができるセットチケットが2,000円。5箇所まわるならトントンです。
5箇所って悩みどころですよね・・・絶妙な料金設定です。と思いきや、公式ホームページのクーポンを見せると1割引で1,800円になることという情報をゲットしました。うーん、これは全地獄を巡ることにしましょう。
7種類の地獄は大きく2つのエリアに分かれています。海地獄を中心とするエリアと、血の池地獄を中心とするエリア。エリア内では徒歩移動が可能な距離です。今回は海地獄のエリアから巡ってみることに。
海地獄
一発目の地獄は海地獄です。ここは思い返すと全地獄の中で1番規模が大きく、施設も綺麗でちゃんとしてる場所でした。
この蓮、見れば見るほど不思議で縁がそり立ってるのが変な感じです。そして大きい。小柄な女性なら乗れちゃうんじゃないかってくらいの大きさです。また、睡蓮の池にはお賽銭(?)を入れる用の桶が浮いています。どれ、試しにと投げ入れてみると、縁に当たって池ぽちゃという残念な結果に・・・
そんな植物観光もそこそこにいよいよメインの海地獄に到着です。
これが想像以上に青い。誰かがバスクリンを大量に入れて煮詰めたんじゃないかってくらいの青さ。不思議なもんです。そして大きさと立ち上る湯気の感じが実にダイナミックで好きです。地獄巡りをイマイチといった大分出身の後輩よ、全然素晴らしいじゃないか。。。ちなみに青い理由は硫酸鉄だそうです。
海地獄の裏には展望処が用意されていて、階段で登る事が出来るのですが、大して眺めも良くなくイマイチ。よっぽど手前にあるお土産屋の2階の展望台の方が良き眺めです。
そして、このおみやげ屋の2階では地獄めぐりに関する歴史やトリビアを勉強する事もできます。実にちゃんとしている施設で素晴らしい。地獄めぐりを観光資源として一儲けをしだした男の話が知れたりとなかなか面白い。
鬼石坊主地獄
これは後で知った事ですが、鬼石坊主地獄は2002年におよそ40年ぶりに再オープンした地獄なんですね。それを聞くと感慨もまたひとしおです。海地獄と比べるとかなりさっぱりした観光施設です。
泥状の熱泥がコポコポと沸く様が坊主の頭のようだということからこの名前になっているそうです。
大した話じゃないですが、写真を撮る際に変な体勢で侵入防止策の柱をつかんだせいで、手が汚れました。。。
かまど地獄
ここ、かまど地獄では地獄の一丁目から六丁目まで名付けられた色々な地獄を見ることができます。
ここの地獄は施設としては古い印象なんですけど見せ方へのこだわりを強く感じます。例えば、湯気が吹き出るところにタバコの煙を吹きかけると、湯気がめちゃくちゃ増えて見えたりするのですが、そこをちゃんと実演で見せてくれたりします。実際に五丁目と六丁目で実践してました。
明らかに目に見える湯気の量が増えていることにお気づきいただけるでしょうか。
あと、売店でラムネを買ったんですが、こぼれないラムネの開け方を披露してくれるおじさんがいたりとと何かと退屈しない。
このおじさんが商売上手でついつい温泉ピータンまで購入。ピータンかよと思って聞くと、正体は普通の卵だけど硫黄を含んだ蒸気で蒸すことでピータンのような風味がつくことから、この名前なんだとか。
実際に食べるとこれが美味い。おじさんが綺麗な殻の割り方を教えてくれ、特製柚子胡椒醤油までかけてくれるというサービスの良さ。
サンキューおじさん。地獄めぐりで火照った体にラムネはかなり効きます。
鬼山地獄
地獄もいよいよ4つ目。半分を超えました。鬼山地獄はの特徴はワニです。温泉の蒸気を利用してワニを飼育しているそうです。ここら辺で若干のこじつけ感を感じざるを得ませんが、そこは突っ込まないのがお約束。
ここにはかつて、ギネスにも載ったという世界一のワニことイチロウがいたそうです。残念ながら彼はすでにお亡くなりになってしまったそうで、現在はその剥製が展示されています。
そして、イチロウという名前は代々、そのタイミングで一番大きなワニが受け継ぐそうで、現在は3代目が襲名しているようです。
白池地獄
お次はこのエリア最後の地獄、白池地獄です。ここら辺で、暑さが限界に近づいたのと若干飽きてきた色を隠せなくなってきます。途中、パワースポットを自ら名乗るありがたみの何もないパワースポットを発見して毒付くくらいの疲労感です。
白池地獄は白みを帯びた池をみることができます。
それ以外には、鬼山地獄と同様に温泉の熱を利用して熱帯魚を展示しています。
ピラルクの鱗は現地では靴べらにも使えるようなサイズだそうです。しかし、疲労のせいかわかりませんが、全体的に投げやり感を感じてしまう展示が印象的です。
海地獄近辺エリアを巡り終わり、続いては血の池地獄のエリアに向かいます。
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血の池地獄
海地獄から血の池地獄のエリアまでは3km程度の道のり。車でせっせと向かいます。
血の池地獄も海地獄ほどではありませんが、なかなかの規模のお土産店が併設されています。お土産屋の先に行くと、血の池地獄がお目見えです!
赤い。多分酸化鉄が原因だろうなと思うのが理系の性です。
竜巻地獄
地獄巡りのフィナーレは竜巻地獄です。竜巻地獄と聞くと、アシュラマン?と思わず思ってしまうあなたはきっとキン肉マン世代。しかし、残念。ここでいう竜巻地獄とは間欠泉のことです。
竜巻地獄が吹き出す間隔は30~40分。つまり、到着するタイミングによっては30分以上待つことになってしまうのです。しかし、幸運にも入口の係りの人があと5~6分で吹き出すと教えてくれたので一安心。
最初は若干まばらだったギャラリーも吹き出す時間に合わせて多く集まってきます。みんな、しっかりと時間をリサーチしているようです。それでは勢い良く吹き出す竜巻地獄をご覧ください。
5分くらい吹き出し続けるようですが、特に変化はないようなので最初の1,2分で退散です。そろそろ外にいることに疲れてきたので仕方ないです。
湯けむり展望台
今更ですが、別府らしい風景と聞くと皆さんどんな風景を想像しますか。私はいたるところから温泉の湯気が吹き出している光景です。そんな景色を見ることができるのが湯けむり展望台です。血の池地獄と海地獄の間にあり、地獄巡りがてら寄ることができるのも嬉しいです。
それでは湯けむり展望台からの景色です。刮目せよ!
煙が想像よりもかなり少ないです。どうやら、湯気の量は季節に依存するみたいです。当然ながら夏よりは寒い冬の方が多く立ち上るそうです・・・うん、そりゃそうですよね。これにて別府観光完了です!
別府での昼食狂想曲
とり天混みすぎ問題
別府といえば「とり天」です。大分出身の後輩からも「地獄巡りはオススメしないが、とり天はオススメです。めっちゃ混んでますけど、元祖の東洋軒は美味いです」と言われていました。そこまで言われるとグルメ気取りの先輩としては食べないわけにはいかないですね。
しかし、この日の最優先は黒川温泉に着く時間。昼食に1時間も待ち時間を作るわけにはいかないのです。てことで、東洋軒を避けて、別で目星をつけておいた和音という店に。ここは寿司屋なんですが、とり天もまた絶品とのこと。が、いざ行ってみると予約で満席という結果に。。。
うーん、プランCまでは用意してなかったので、その場でネットで探していこうとするも、そこ電話しても混んでるとのこと。八方塞がり気味です。
とここで、フレキシブルな発想が。こんな暑い中だし、別府冷麺に切り替えるという手もあるのではないかと。そういえば、行きの飛行機内の番組で宣伝もしてたし。ということで、まんまとANAの策略に乗り、冷麺を求めて春光園という焼肉屋へ向かいます。
別府冷麺という選択
さて、やってまいりました春光園。
結果、ここも混んでてそれなりの待ち時間があったのですが、気にしません。ここの冷麺は小でも普通盛りの大きさがあるとのこと。しかし、お腹も空いているので中くらい食べてやろうかと思う団長さん。と、メニューをよく見ると、ここでもとり天が食べられるじゃないですか。これ幸いととり天とどさくさに紛れてノンアルビールをオーダーです。
冷麺は馬鹿みたいに暑い気候も手伝ってツルツルと進んでいきます。コシのある細麺とさっぱりとしたスープで美味です。
そうこうしてると、とり天も到着。衣にしっかり味が付いててサクサクとしたところをカラシとポン酢でいただくわけですが、これまた美味いです。専門店で食べるのは次回の宿題に取っておきましょう。ノンアルビールはまぁノンアルビールですね。
次回予告
別府を後にして、向かうは九重の”夢”大吊り橋経由でその後に念願の黒川温泉。黒川温泉は夢に見たような理想的な温泉郷でした。それではまた次回にご期待ください。
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