どうもこんばんは、ループの螺旋階段です。南イタリア旅行記の第2回目です。今回はローマ空港での乗り換えから、目的地であるバーリ空港に到着し、ホテルに到着するまでの模様をお送りします。
スポンサーリンク
この記事の目次
ローマ空港にて
ローマ空港にはほぼ定刻通り到着しました。現地時間の19時。日本時間ではすでに深夜2時過ぎ。もはや眠いのか眠くないのかもよくわかりません。
金属探知機に引っかかる
ローマ空港では入国検査もあります。入国スタンプを押されその後、金属探知機を通ります。金属探知機ではまってしまうとめちゃくちゃめんどくさいので、ベルトを外し、ポケットも空にして望みます。しかし、何故かあっさりと鳴ってしまいます。これが金属探知機の恐ろしいところです。
入念な金属確認がされるのかと思いきや、結構ライトな感じのボディチェックでことなきを得ます。しかし、なんかよく分からない液体をスプレーで手にかけられました。あれは一体何だったんだろう・・・
バーリ便出発までの過ごし方
乗り換えまでの時間はおよそ2時間半。入国手続きやら空港内の移動やら何やらで搭乗開始までの純粋な待ち時間は1時間ちょっとくらい。残念ながら、ここではラウンジは使えません。この区間はANAのコードシェア便ではないからです。
お腹が空いていれば食事でもと思いましたが、機内食を食べた直後ということもあり、適当に飲み物でも飲もうかなと。ただ、ヨーロッパの空港で買う飲み物って異様に高い。500mlのペットボトルのジュースが平気で500円近くします。インフレです。成田空港に免税のセブンイレブンがあったのとえらい違いです。
いくら何でも高いなと感じたので、ここは自販機でやり過ごします。流石キャッシュレスが進んでいるヨーロッパ、自販機もクレジットカード決済ができるようになっていましたが、使い方が悪いのか壊れているのかカード決済できず現金で購入です。しかし、現金の入れ方も日本と異なって結構戸惑ってしまったの・・・
苦労して購入したヨーグルトドリンク
癖のあるヨーグルトではなく中々に美味です。
スポンサーリンク
バーリ行き便
さて、時間になったので搭乗ゲートに向かいましょう。
バーリ行き AZ1603便
今回の機体は3列シート×2の小型機。ほぼ満席です。そして、気づけば日本人が見当たりません。完全に海外旅行モード突入です。
小型機ということもあり、私の嫌いなゲートに直通で搭乗ではなく、一旦バスで移動して搭乗するパターンです。早めにゲートに入ってもバスの中で結局待たされる、バスにぎゅうぎゅうに押し込まれることが嫌いな原因です・・・バスの中は外国人、おそらくイタリア人だらけです。明らかに日本国内と比べて話し声が大きい。特に笑い声が大きいです。なんか、イタリアっぽくて良いです。
今回も座席は足のスペースを優先して選びました。非常口座席付近の席は避難時の対応について英語で説明されたりとめんどくさいですが、やっぱり足のスペースの広さには変えられません。
現地時間21:40に飛行機は離陸。眠気はこの時点でMAXに達していたようで機内では爆睡。ドリンクサービスを受けられないほどの爆睡で、ふと目を覚まし気づくと、着陸体勢に入っています。
そして着陸の瞬間驚きの光景が。何と乗客たちのほとんどが
ブラボー!!
と叫び拍手喝采です。まるでハイジャックされた機内で犯人を誰かが捕まえた映画のワンシーンのような盛り上がりです。これにはかなり驚きました。一気に目が覚めます。文化の違いをいきなり感じます。
スポンサーリンク
深夜のバーリ空港からホテルまでの移動
拍手喝采の中、バーリ空港に到着です。
トルコ航空使ってないけど・・・
しかし、バーリ空港がゴールではないんです。ここから自力でホテルまでたどり着かないといけません。
ロストバゲージの恐怖
まずは荷物を受け取ります。しばらく忘れていましたが、今回はキャリケースを持ち歩いての旅となります。この大きい荷物との付き合い方が個人旅行の難しいところです。団体ツアー旅行であれば、バスに預けられるのですが、そうもいきません。
そして、旅のスタートを幸先悪くするのがロストバゲージです。これをやられると、旅の全てが滞ってしまうので自分の荷物がレーンから出てくるまでは緊張感が非常にあります。そんな心配をよそに荷物は無事到着。ローマでの乗り換えという難関も乗り越えて到着してくれました。さて、ホテルへ向かいますか。
バーリ空港からバーリ中央駅への移動
ホテルはバーリ中央駅から徒歩圏内の場所にとってあります。空港から市街地であるバーリ中央駅への移動手段は主に3つです。タクシーか電車かシャトルバスかです。
タクシーは、特に深夜到着の際はぼられるリスクや値段交渉する手間もあるので、できれば避けたいところ。(実際はバーリ空港と市街地間は定額料金だったみたいです・・・)シャトルバスは1番安いが、時間もかかり停留所もよくわからなかったのでパスです。ここは時刻表も調べることができた電車にするのが良いでしょう。
空港の出口から電車マークの案内に沿って歩くと駅に到着です。
非常にわかりやすいです。
路線図
路線図を見て、空港からバーリ中央駅(Bari Centrale)へ行くことを確認して、切符を購入。さて、電車のホーム向かいますかと、ホーム表示がある方向に歩いて愕然とします。めちゃくちゃ先が長い。。。
先が霞むこの遠さ
空港での乗り換えのような距離。時間ギリギリなら焦るところでした。
ようやく到着
切符はQRコード式でかざすとフラッパーゲートが開く仕組みで新しさを感じます。これ以外にもこの路線は駅内や電車本体を含めて全体的に新しくて明るいのが好印象です。深夜でも安心感があります。
QRコード式切符
ここでようやくホームに到着です。日本の電車のホームと比べると高さが結構低いのが目立ちます。人はパラパラといる感じです。
電車は23:24発の電車でしたが、この時点で6分遅れると電光掲示板に表示されています。遅れ時間の表示は、交通機関の時間がアバウトな国では非常にありがたいです。
待っていると電車は宣言通り6分遅れで到着です。
電車
車内
この後の旅程で、いくつか電車に乗りますがこの電車が圧倒的に綺麗で質の高い電車でした。ただ怖いのは、車内アナウンスが一切ない点です。次が何駅か全然わからないのです。
今回は終点で降りるので問題ないのですが、念の為Google Mapで常に自分の位置を確認し続ける作業をとりました。何と言っても終電なので失敗したらリカバリーできないのです。電車に乗ることおよそ20分、バーリ中央駅に到着です。
バーリ中央駅
スポンサーリンク
バーリ中央駅からHotel Cityまでの移動
若干の電車遅れがあったものの、無事バーリ中央駅に到着です。ここからは遂に街中を歩くことになります。事前にいろいろ調査した情報によると、バーリは結構な治安の悪さを誇る街だそうです。これは怖い。
この雰囲気
こんなものと言えばこんなものなんだと思いますが、人通りも少なく街灯もあまり明るくないです。駅からホテルまで歩いて7分程度の距離とはいえ、日付も変わろかという時間だし、キャリーケースを引いているという明らかな旅行者の出で立ちなので緊張感がありましたが、Google Mapのおかげで最短距離で無事到着することが来ました。
無事到着
Hotel City
ホテルに到着すると、フロントに髭をたくわえたおじさんがいらっしゃいます。パスポートを見せあっという間にチェックイン手続き完了。日本の我が家を出発して丸24時間。ようやく横になれます。
このホテルは部屋も広く、清潔感もあり、値段も手頃で、また駅からも近く非常にオススメのホテルです。ホテルの詳細は別記事にて!
次回予告
ようやく1日目を終えた我々。しかし本当の観光はまだ始まっていません。最初の観光地はアルベロベッロ。翌日は日曜日と言うことです、トリッキーな移動をしなければなりません。無事到着することはできるのでしょうか・・・
関連記事
旅行記の目次はこちら
スポンサーリンク
この記事へのコメントはありません。