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南イタリア旅行記

南イタリア旅行記 序章② ~個人旅行ルート(アルベロベッロ・ナポリ・シチリア)の決め方~

どうもこんばんは、ループの螺旋階段です。さて、前回から始まった南イタリア旅行記。まだまだ序章です。今回はルートをどうやって決め方を解説します。

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もちろん個人旅行で巡る

今回ももちろん個人旅行で巡ります。そもそも、今回行きたいと思っているところを巡るような添乗員付きツアーがあるかは怪しいという、話もあるのですが、やはり個人旅行でこそ異国の地を堪能することができるってものです。

個人旅行の魅力はなんと言っても気ままに動ける自由です。気に入ったところがあればゆっくり回ることもできるし、逆にイマイチなら早々に退散することができるという現地でのフレキシブルさがたまりません。そして、他のツアー客と食事や観光を共にしなくて良いというのが最高に良いです。せっかく異国の地での非日常を味わいに言っているのに、日本人で固まって行動するのはあまり好きじゃないです。

ただ、個人旅行は大変です。特に1箇所集中滞在型ではなく、各都市を移動するタイプの旅行は自分で道を切り開かない限り、次の目的地には誰も連れて行ってはくれません。更に今回は公共の交通機関のアバウトさで悪名高い南イタリア。相当準備をした上で、更に不測の事態に備える柔軟さが求められます。

ちなみに今回は個人旅行といいつつも、嫁氏と2人での新婚旅行にあたる個人旅行です。

南イタリアで行きたい都市

まず、ルートを決める前提となる今回巡りたい都市をピックアップします。

ピックアップの仕方

巡りたい場所の選定のために、毎度お馴染み地球の歩き方に加えて今回はるるぶも用意しました。二刀流です。

地球の歩き方はやはり安定感のある内容です。南イタリアのマイナーな都市を含めた情報やアクセス方法、観光場所の詳細情報まで他誌の追随を許しません。ただ、写真が少なめなのがご愛嬌です。実際に現地に行った際は地球の歩き方は相当頼れるのですが、旅行前のルート決めの際はビジュアル的に情報を得たいのでちょっと物足りない。

そこで次に用意したのがるるぶです。

普段は地球の歩き方で済ませてしまうところですが、るるぶの南イタリア版は思わず買いたくなるくらい、写真情報が充実しています。そして、見逃せないのがアルベロベッロの情報がめちゃくちゃ厚いです。逆に地球の歩き方はアルベロベッロの情報が何故か非常に薄いです。現地でもアルベロベッロではるるぶがかなり重宝しました。

あと、ポンペイの秘儀荘にあるモザイク画の解説はるるぶがめちゃくちゃ詳細です。アルベロベッロとポンペイに行く場合はるるぶも購入することをオススメします。

行きたい都市

ナポリ

やはり南イタリアのハイライトはナポリです。ナポリを見て死ねというフレーズや混沌の街という響きは実に心がそそられます。治安の悪さから避けられがちなナポリですが、そういう所にこそドキドキな体験があるのではないかと。

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アルベロベッロ

ナポリとは違う南イタリアらしさ、というと青い空に白い建物という光景が目に浮かびます。そんな光景を見ることができるのがアルベロベッロです。街一帯が世界遺産に登録されているトゥルッリという白塗り三角屋根が並ぶ様子は是非見てみたい。

ポンペイ

約2000年前、高度な技術を有し豊かな生活が営まれていた都市が火山の噴火により一夜にして灰に埋もれて滅びた。そして長い間地中に眠っていた都市が約200年前に発見された・・・そんな響きだけで行きたくなることでお馴染みのポンペイ。ナポリから日帰り圏内ということもあり、これは行かないわけにはいきません。

パレルモ

シチリア州の州都であるパレルモ。ここは歴史的にイタリアだけでなくギリシャやイスラムの文化も流入していて、様々な文化がミックスされた独自の雰囲気を味わうことができます。これも行かざるを得ません。そして、名作ゴッドファーザーシリーズのPart3のクライマックスシーンとなったパレルモ劇場あるわけで、これまた魅力。

タオルミーナ

ここまでで挙げた都市よりもちょっと知名度が低いと思われるタオルミーナ。ここはシチリア島におけるリゾートであり、イタリアで最も治安が良いとも称される街です。ただ、2月ということで、当然海には入れません。

では、何故リゾート地であるタオルミーナをルートに組み込むのか。それは、ここがゴッドファーザーのロケ地巡りツアーの出発地点だからです。ゴッドファーザーにおけるシチリアのシーンのロケ地の大半はタオルミーナ近郊の町なのです。

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南イタリア個人旅行 移動手段

ここまでで行きたい場所のピックアップが終わりました。次は、日程や交通手段を鑑みながら、各都市を結んでいく作業です。

結論として、今回はイタリア南部の東側、イタリア全体をブーツで見立てた所のアキレス腱あたりにあるバーリ空港から入り、シチリア島のカターニア空港からoutするというプランにしました。その間は基本バス、一部電車やフェリーを利用して移動です。ざっと絵にするとこんな感じです。

バーリ空港in カターニア空港out

バーリ空港には日本からの直行便は無いので、成田からローマを経由してバーリ入りすることにします。ローマに限らずイタリアへの直行便はアリタリア・イタリア航空です。アリタリアが属するアライアンスはスカイチーム。スターアライアンスとワンワールドではステータス持ちですが、スカイチームではド平会員の団長さん。

折角の海外旅行はステータス持ちとして臨みたいところです。ちょっと調べるとアリタリア便はANAとのコードシェア便がある模様です。これは朗報。上級会員としてチケットを買うことができます。

帰りはルフトハンザ航空便でカターニアからフランクフルトを経由し、フランクフルトからはANA便で羽田に戻るルートです。ルフトハンザは安定のスターアライアンスメンバーなので安心です。そして帰りが羽田着というのも地味に嬉しいポイント。

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主な長距離移動

バーリ⇔アルベロベッロ

アルベロベッロは今回訪れる都市の中で1番田舎です。その分、ここの移動が1番困難でもあります。スドエスト(Sd-est)鉄道という私鉄は日曜日は運休するし、今は一部区間が定常的にバスになってるし、時間遅れは当たり前で非常にハードルが高いです。

往路はその日曜日に当たってしまったので、鉄道が運休の際に運行する代行バスを利用します。帰りは月曜日なので電車移動と行きたいところですが、鉄道会社の公式サイトによると現在はアルベロベッロから電車が出ていないく、プティニャーノという場所までは代行バスで移動し、プティニャーノからは電車でバーリまで移動する必要があるそうです。

難易度高いです。。。ちなみに、天下のGoogleでルート検索しても、代行バスまではカバーできていなく、電車ルートを推奨してくるのでご注意ください。この辺りは実際に現地でも超困ったので別記事で解説します。

バーリ→ナポリ

約3時間半と、バス移動でこの旅で最も長距離移動となるのがこの区間です。バーリという街は実は空港があったり、ギリシャ方面の航路のターミナルにもなっている交通の要所です。そのためか、ナポリとを結ぶバスは複数社が運行していて安心です。今回はMarino社のバスを利用しました。

実は電車も通っているのですが南イタリアでは電車よりもバスの方が時間が正確で本数も多いんだそうです。バスでも相当大概ですが、電車はそれ以上と考えると恐ろしい・・・

ナポリ→パレルモ

ナポリとパレルモ間の距離が最も離れています。そして最大の問題は地続きでないということです。この2都市間の移動は飛行機、遠回りルートになりますが電車、そしてフェリーがあります。

フェリーは夜にナポリを出航して、朝にパレルモに到着するので、時間を有意義に使える移動手段となります。また、船内には横になれるベッドが備え付けられた個室もあるので、ホテル代わりに使うこともできます。そういう利便性にも増して海外でフェリーに乗るって体験もおもしろそうだったので、フェリーで行くことにします。

パレルモ→タオルミーナ

シチリア内にも電車がありますが、陸路の移動はバスが便利らしいのでバスを利用します。ただ、パレルモから直接タオルミーナを結ぶバスはありません。一旦シチリアの第二の都市・カターニアを経由する必要があります。そして、それぞれの区間を結ぶバスの運行会社が異なることが気になります。上手く乗り継げるでしょうか・・・

次回予告

いよいよ旅のルートが決まりました。次回からはようやく本編に入る!と思いきや、旅の正式な日程の紹介と旅行記のもくじ的な記事になります。

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