どうもこんばんは、団長です。JALの上級ステイタスを解説する記事の第2弾です。今回は上級会員の中では最下級ですが、誰もが通る道であるJMBクリスタルのステイタスについて解説します。
もちろん、どんなサービスがあるかの解説だけではなく、私が実際に利用しての感想や本当にメリットがあると感じたことなど、実体験を含めた解説となります。
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この記事の目次
JMBクリスタル到達条件
FLY ONポイントの条件は下記の2つのいずれかです。両方ではなく、片方の条件を満たせば問題ありません。
- 1月~12月の12ヶ月間で30,000FLY ONポイント以上
(内、JALグループ便15,000FLY ONポイント以上) - 1月~12月の12ヶ月間で30回以上かつ10,000FLY ONポイント以上
(内、JALグループ便15回以上)
出張で最もポピュラーと思われる羽田-伊丹路線をeビジネス6運賃で利用した際には32回の搭乗で到達できるステイタスです。
JMBクリスタル会員が受けられるサービス
予約関連サービス
専用予約デスク
JMBクリスタル会員専用の予約電話デスクが用意されます
出張等の際に、想定よりも出張先での打合せ等に時間を要し、予約変更をしたくなるケースは良くありますよね。JALでは予約変更可能なチケットであってもWEBからの予約変更はできません。このため、空港のカウンターまで行くか、電話での予約変更が必要となります。これはJALを利用していて非常に不便に感じる点です。
そんな予約デスクなので、通常ステイタスの一般会員用の予約デスクは電話が常に混みあっていて全然繋がりません。出張利用では金曜日の夕方などの予約変更は激戦区なので、電話がかかるのを待ってる間にお目当ての便が満席になってしまうこともざらです。
そんな状況の中で、専用の予約デスクはメリットが大きいです。一般ステイタス会員よりもかなり繋がりやすいです。しかし、クリスタル会員以上の、更に上級の会員にもそれぞれ専用予約デスクが用意されているので、それらの予約デスクよりは当然ですが繋がりにくくなっています。
予約時の優先キャンセル待ち
希望のJAL便が満席の場合、キャンセル待ちが運賃ごとに優先的に取り扱われます
※キャンセル待ち可能運賃に限る
※国内線は希望便出発の24時間までの対応
繁忙期や週末の便は満席となり、空席待ちとなることは多いです。その際に優先的にキャンセル待ちをすることができます。優先的にキャンセル待ちというのは、自分より先にキャンセル待ちをしていた人がいたとしてもそれが通常ステイタスの一般会員だとしたら、横入りして優先的に扱われるということです。
これは繁忙期には嬉しいサービスです。どうしても乗りたい便があるときは、大きなメリットがあります。ただし、先ほどの予約デスクと同様に、クリスタルよりも上級ステイタスを有する会員が後から来た際は横入りをされてしまう側になる点には注意が必要です。
国際線前方座席指定サービス
JAL国際便を予約の際に前方座席を優先して指定できます
※同行者と隣席を希望の際は電話での問い合わせが必要
※所有ステイタスによって指定できる座席は異なる
これも地味に嬉しいサービスです。国際線は降機してから入国審査などで長い時間がかかることが多いです。そんなときに前方の座席に座っていれば、入国審査のカウンターに並ぶ時間が短くなり、よりスムーズに入国審査を終えることができます。1度経験してみると、やめられないサービスの1つです。
マイル関連サービス
マイルUPサービス
通常のマイルにプラスしてボーナスマイルが加算されます
ボーナルマイル = 区間マイル × 利用運賃のマイル積算率×ステイタスごとの積算率
※ステイタスごとの積算率
・JALグループ便:55%
・アメリカン航空:55%
・ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空:25%
これは飛行機が乗る回数が多ければ多いほど、メリットを発揮するサービスです。通常マイル以外にプラスされるボーナスマイルは加速度的にマイルが貯まるスピードを上げていきます。
陸マイラーでもある私ですが、やはりフライトでたくさんのマイルが貯まることはとても嬉しいメリットです。このボーナルマイルのおかげでどれだけの特典航空券をもらえたかは計り知れません。
空港でのサービス
専用カウンターでのチェックイン
対象の路線を使う際に専用カウンターでチェックインが可能です
・JALグループ国内線:JGCカウンター(クラスJ利用時のみ)
・JAL国際線:JALビジネスクラス・チェックインカウンター
・ワンワールド・アライアンス加盟航空会社便:ワンワールド・エリートステイタスの表示があるカウンター
国内線は事前にチェックインが済んでいたり、手荷物を預けなかったりすれば、チェックインカウンターを利用する必要はありませんが、国際線はそうはいきません。
特に繁忙期は長蛇の列ができることもしばしばです。そんなときに、優先で利用できるカウンターは利便性が高く、空港でもチェックイン時間を気にせずに対応できるため非常に有効なサービスです。
国内線プライオリティバッゲージサービス(クラスJ利用時)
国内線クラスJを利用時に、到着空港で優先的に手荷物が引き渡されます
※国際線では利用不可
私は基本的に国内線では手荷物を預けないので、あまりこのサービスにはメリットを感じていませんでしたが、たまに利用したときはやっぱり便利です。
預け荷物がレーンから直ぐに出てきます。荷物がいつくるか、いつくるかと不安になりながら待つ必要がないということは、到着して次の行動にも直ぐ移れることも嬉しいポイントです。
受託手荷物無料許容量の優待
受託手荷物を通常よりも追加することができます
・JALグループ国内線:通常プラス10kg以内
・JAL国際線:通常プラス1個
個人的には国内線ではあまりメリットを感じないサービスです。重さへのチェックも甘めだし、そもそも私の利用ケースではそこまで重い荷物が国内線では必要がありません。
一方、国際線では個数が増える時点でメリットがあります。お土産等がどうしても増えてしまいがちな海外旅行では嬉しいサービスです。
空港での優先空席待ち
JAL便及びワンワールドアライアンス加盟航空会社を利用時に、空港での当日空席待ちが優先的に取り扱われます
当日の空席待ちって便によってはかなりの激戦区になります。私が良く利用する羽田-伊丹便、特に金曜の夕方以降はすごい数の人が空席待ちをかけています。そんなときにこのサービスはメリットがあります。
しかし、クリスタルで空席待ちをかけてもその後、ダイヤモンドやサファイアが後から来るとより優先扱いで先に案内されてしまいます。このサービス自体はメリットが大きいですが、クリスタルでは路線によってはかなり心もとないというのが正直なところです。
空港での優先搭乗
JAL国際線搭乗時に一般客に先駆け、優先的に搭乗できます
優先搭乗のメリットは少し分かりづらいかもしれません。それは、飛行機に早く乗ろうが、遅く乗ろうが全員乗り終わるまで離陸しないからです。しかし、早く搭乗することのメリットは意外に大きいんです。まず、自分の席の近くの手荷物を入れるスペースを自由に使えるということ。入りきらない場合は、自分の席から離れた場所になり、降機の際に大変不便です。
また、私は機内では寝て過ごすことが多いので、早く乗れば乗るほど寝る時間が増えることも嬉しいメリットです。
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空港ラウンジの利用
JALグループ国内便
ラウンジクーポンの提出により国内線の出発時に空港ラウンジを利用できます
ラウンジではお酒やソフトドリンクといった飲み物や新聞や雑誌などが置かれていて、ゆっくりと搭乗までの時間を過ごすことができます。ただ、最近はキャンペーン等の影響でラウンジ利用者が増えてきたため、昔ほどラウンジではゆったりとした時間を過ごせなくなってきています。ただ、無料でビールを飲めるとはやはり嬉しいですけどね。
クーポンなど必要なく無制限でラウンジに入室できるのはサファイア以上の会員です。
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