どうもこんばんは、ループの螺旋階段です。九州旅行記も第5回目です。今回は3日目の後半の模様、九重”夢”大吊橋を渡り、黒川温泉を満喫する模様をお送りします。
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九重”夢”大吊橋までの道のり
別府ICから高速に乗り、目的地を目指します。今更ながらですが、今回の相棒PASSO君はいかんせんパワー不足です。山道は言わずもがなですが、高速においても思うように動いてくれません。軽いエンジン音が鳴り渡り、フル回転しているのは伝わってくるのですが、結果が伴わないです。やっぱり車は3ナンバーに限ります。
高速を降りて、道路標識にいざなわれるままに吊り橋を目指します。が、誘導された山道が思いっきり通行止めになっているじゃないですか。一本道になる前に通行止めの案内を出さない実に不親切な対応。前を行く車もこのトラップにはまっています。文句を言っても仕方がないので、めげずに迂回路から吊り橋を目指します。
九重”夢”大吊橋
紆余曲折を経て九重”夢”大吊橋に到着です。駐車場について驚きます。まずめちゃくちゃ広い。そして、とんでもない台数のバスがいます。吊り橋に向かう途中にお土産屋やトイレがあるのですが、大混雑です。さすが三連休中日です。
吊り橋はさすが日本一の長さを誇るだけあってとんでもなく大きいです。
吊り橋の入り口付近では記念写真を撮ってもらうことができます。この写真、大きいサイズのものは当然有料なのですが、小さいサイズの写真が入った通行証明書であれば帰りに無料でもらえます。どんな仕上がりかになるかの期待をしつつ、吊り橋を渡ります。
とんでもない台数のバスがあるだけあり、吊り橋にも結構な人で溢れています。そして、吊り橋だけあってぐらんぐらん揺れます。軽く酔いそうです。この吊り橋、長さが390m、一番高いところが173mというスケールです。団長さんは高いところは全然平気なんですが、他の観光客の皆様は結構おっかなびっくり系で歩かれている人がチラホラって感じです。
390mを歩ききり、対岸へ到着。スタート地点の混雑が嘘のように人が少ないです。これ幸いとトイレタイムを迎えることができます。そして、この後、黒川温泉に向かう途中で食べたいと狙っていたやまなみ牧場のソフトクリームが売ってるじゃないですか。これは良きですねってことで食します。
これがめちゃくちゃ美味いです。北海道の各地でソフトクリームを食してきたソフトクリームエリートとも言える団長さんをしても、これはかなりの美味さです。
生乳たっぷりの濃厚さなのにしつこくないというソフトクリームの理想形を体現しています。いやぁ良いものを食べました。さてさて、ソフトクリームを食べたので、また来た道を戻りましょう。
行くときは涼しく感じていたのですが、帰りは暑い。山の上だから涼しいと思っていたのですが、単に行きの時は曇ってるタイミングだっただけのようです。
帰り道、行きで撮られた写真を見ると、なかなかのデキです。しかし、無料でもらえる通行証明書に埋め込まれている写真は実に小さい。てことで、ついつい大きい写真お買い上げしてしまいました。完全に相手の術中にはまっておりますね。
九重町のゆるキャラのミヤちゃんに別れの挨拶をして、”夢”大吊橋を後にします。目指すは黒川温泉です。
黒川温泉までの道のり
山を越えて阿蘇方面に向かいます。車を走らせること30分強、黒川温泉郷への入り口が見えてきました。そこには、この道はめっちゃ細いから下記に該当する旅館の利用客以外は利用しないこと、的な表記がされた看板があります。ちょっとびびります。
しかし、私は該当する旅館の利用客なので進んでいきます。まぁこの道が細いのなんのです。それでこそ山あいの温泉旅館という感じがしてすごく良いのですが、運転する立場からはかなりドキドキです。
途中対向車とすれ違わざるを得ないタイミングがあったのですが、PASSO君が小柄でよかった。今は亡きクレスタ君なら身動きが取れなくなっていた恐れありです。そんなこんなでなんとか宿に到着です。
いこい旅館①
今回利用したのはいこい旅館です。宿探しで写真を見た段階から、私の良い宿発見センサーにビンビン反応していた宿ですが、実物をみると更に良いです。古い日本家屋的な建物が黒川温泉郷にマッチングしまくっているんです。
とまぁイケてる温泉宿なんですね。ここの宿の特徴は何と言っても温泉の多さ。大浴場、貸切風呂など全部で合わせて13種類もあるというから驚きです。宿泊者と日帰り入浴者で利用できる温泉を分けているのも嬉しい心遣い。
宿に着いたのは16時過ぎですが、早速温泉をいただきます。
昨日に引き続きちょっと熱めではありますが、実に気持ちよいです。足を伸ばして温泉に浸かるこの幸せ、そして贅沢よ。ひと汗流した後は浴衣に着替えて、温泉街をそぞろ歩いてみます。
時間は17時を回ったころですが、7月ということもあり、まだまだ明るいです。夕食の時間までそぞろ歩くこととしましょう。
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黒川温泉そぞろ歩き
黒川温泉は山あいにあり、川沿いにこじんまりとしたお店が並んでいるといった。何が理由かは難しいのですが、どこを切り取ってもいかにも古き良き温泉街な風景になります。歩いているだけで実に楽しいです。
途中、酒の宿というナイスな名前の酒屋があったので覗いてみると、地ビールが3種類もおいてあるので、たまらず購入。宿の晩御飯のときのお楽しみってやつです。
途中、坂があり上がってみると先ほどとは別の酒屋を発見。中をのぞくと、これまた地ビールが。しかもさっきと違う種類の地ビールです。地ビールだらけです。黒川温泉最高かよ。てことで、こちらではその場で飲む用に購入です。
温泉上がりかつまだまだ暑い中をそぞろ歩いて体が水分を欲しているのです。そんな中、木陰になっているベンチ座って飲むビールは格別に美味いです。体中に染み渡るのがわかります。いやぁ遥々来て良かったなぁ。
ここのベンチが風の抜け道にもなっているのか、座ってるだけで本当に気持ちよくて、何時間でも座ってられそうなのですが、宿の飯は団長さんを待ってくれませんので、ボチボリ宿に戻ります。
いこい旅館② 夕食編
さて、いざ待ちに待った夕食です。一部、写真の撮り忘れがあって申し訳ないです。
※写真忘れました・・・
食前酒 自家製いこい秘蔵梅酒
ストレートなのにさらりと飲める。さらりとした梅酒なんか目じゃない飲みやすさです。
※写真忘れました・・・
先付け 玉蜀黍豆腐 トマトソース オリーブ セルフィーユ
一口食べると口の中が玉蜀黍で占領されるかのような濃厚な豆腐です。
前菜 芥子蓮根 クリームチーズ味噌漬け
陸蓮根すり流し 黄金いくら
胡桃キャラメル 海老芝煮 水前寺菜ゼリー寄せ
この前菜が全てお酒に合うシリーズで攻めてきます。食べたい食べたいと思っていた芥子蓮根がしっかりと押さえられているのがさすがです。しかし、この中での最大のヒットはクリームチーズの味噌漬けなんです。一切れでビール一本飲めるんじゃないかと思える濃厚さ。思わず、後で別注しちゃうくらいの美味しさです。
出ました名物・馬刺し。初日に福岡でフライングして食べたのはご愛嬌。しっかりとタテガミまで含めた3種盛りです。やっぱり熊本の馬刺しは別格です。そして、マスも侮れない。脂が乗っていて実に美味です。
3種類の内好きなものを1品選べる仕組みで、鍬焼きをチョイス。この後ステーキが来るけど牛肉を食べたくて。ミディアムレアでさっと炙った味彩牛は口の中で消えていき、大阿蘇赤鳥は弾力があり噛めば噛むほど旨みがあふれ出ます。
揚げ物は山女です。川魚が出てくるのが山あいならではで良いですね。刺身もそうですが、山奥の旅館では海の魚を出すのではなく川魚を出すのが正しい姿だと常々思ってる団長さんとしては非常に嬉しい。頭から尻尾まで食べても苦味はなく、サクサクと食べれちゃえます。
ここでまさかのおでん。メニューには書いていないので、女将からの差し入れです。よく味がしみています。
きました、メインのあか牛のステーキ。先ほどの鍬焼きと異なり、かなり上品な仕上がりです。味はそりゃあもう美味いの何のです。
治部煮です。冬瓜が入ってます。冬瓜って私の中では大人な食べ物ランキングのかなり上位に位置しているんですよね。最初の出会いはプレミアムクラスで食べた夕食です。
デザートまで手を抜かない素晴らしさ。両方ともめっちゃ美味いです。
どうですか、この量。そして、量で攻めるだけではなく、圧倒的な質の高さなんです。もう、何食べても美味いったらないんです。そして全部ビールに合うんです。
ビールが買ってきた地ビールだけじゃ全然足りません。てことで、瓶ビールを追加しちゃいました。ついでに、めちゃ美味だったクリームチーズも追加。こいつは食後の温泉上りにいっぱいやるときのお供にしてやりましょう。
この日はW杯の決勝です。フランス対クロアチアを見ながら、湯布院で買ったワインと共に一杯やります。やっぱりこのチーズめちゃ美味です。仲居さんいわく、あまりに好評なので別注メニューになったとのことです。そして、近日中に販売も開始する予定なんだとか。さすがです。
あ、そうそう。温泉から帰ってくると、夜食に冷やしぜんざいが届きました。
甘いのものは食べたいけど、さすがに満腹だなぁと思いつつも食べます。白玉じゃなくてくずもちが入っておりました。これは夜食につるっと食べるのに良い心遣い。
チーズ片手にワインを飲みつつサッカー観戦も、体力の限界で前半2-1でフランスがリードしたところで就寝です。おやすみなさい。
次回予告
早いもので旅も最終日。この日は阿蘇山付近を巡ります。そして、旅の最後にまさかのトラブルが・・・次回最終回にご期待ください。
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