どうもこんばんは、ループの螺旋階段です。今更ですが、8月のイベントということで、先日の帰省の記録を残してみようかと思います。
夏の北海道に帰省するというのは酷暑の昨今では非常に嬉しいものです。今回の帰省のテーマはビアガーデンと言えましょう。湿気のないカラッとした空気かつ広大な大通公園という環境でのビアガーデンは、本州のビルの屋上でのビアガーデンとは一味も二味も違うのです。
この記事の目次
1日目
今回の帰省に利用した飛行機は珍しく午後出発の夕方着です。札幌駅に着くなり、一路大通公園へ向かいます。が、ここで気付きます。北海道寒いって。本州の夏に慣れつつある団長さんの体には、北海道の夏の涼しさは暑さを感じさせないものになってしまいました。
しかし、これしきでへこたれるわけには行きません。大通公園というのは西1丁目~10丁目にまで別れていて、ビアガーデンはその中でも5丁目~から8丁目と10,11丁目で行われています。そして、それぞれのエリアでメーカーが別れている形式が取られているのです。
つまり、行きたいメーカーによって何丁目に行くかが決まるわけです。今回は1発目ということで、やはり北海道限定のClassicを飲みたいです。というわけで、サッポロのエリアである8丁目に行きます。
1次会 ビアガーデン(サッポロ)
土曜日の16時頃ということで、なかなかの混雑具合。
ビアガーデンには中学時代の友人と2人で行ったのですが、2人でも席を見つけるのに一苦労。しかし、めげずに席を見つけてまずは乾杯。サイズはメガで800mlになります。
いやぁやっぱり美味いですね。これぞ短い北海道の夏です。この頃には体が慣れてきたのか寒さもなくなってきました。ぐだぐだと近況の話をしつつ、ビールを追加しつつビアガーデンを堪能します。
そんなビアガーデンですが、イマイチなところもあります。それは食事がイマイチ。。。なので、友人オススメの高いけど美味いと酒と肴が楽しめるという蕎麦屋へ向かうことに。
2次会 ごん
恥ずかしながら私は初めて知ったエリアなのですが、狸小路の裏路地的なエリアのお店です。
このエリアがまた、美味そうな店でいっぱいです。目的のそば屋に入ってみると、まだまだ18時前だと言うのに店はほぼ満員。19時までならということで、入店です。
どれも涙が出るくらい美味い。そして、夏はやっぱりウニですね。もだえる。日本酒にも手を出してしまった成果たった1時間で1人8,000円以上使ってしまうが、たまにはそれくらいの贅沢も良かろう、そんなお店でした。
3次会 炭リッチ
ぼちぼち仕事やら家庭の事情で遅れてくる友人たちが合流できる時間なので、すすきのエリアから我らがホーム、24エリアに移動します。
正直、もう美味いものは食べきってしまったので、適当な店で良いよと言うことで炭リッチへ。
この炭リッチで侮れないと思ったのがフォアグラ。私は常軌を逸してフォアグラが好きで、ホテルのビュッフェに行くと狂ったかのように食べまくるのですが、ここのフォアグラもなかなかに美味いです。値段考えるとコスパはかなり良いです。
この日は12時くらいに解散。個人的には2時でも3時でも飲んでいられるモードだったのですが、誰も付き合ってくれず・・・世もふけて洒落にならないくらい寒い中を遭難しそうになりながら30分歩いて実家を目指します。
2日目
前日、早めに解散したためか体力は有り余っています。この日は大学時代の友人とビアガーデンで飲むことに。1番早く来れる人に合わせて15時から飲むことに。再び大通公園に見参です。
1次会 ビアガーデン(サントリー)
この日は前日と比較して夏らしく心地の良い暑さになっていたため、ビールがより美味い。1人、また1人とメンバーが合流していき、最終的には5人になり、次の店を予約してる時間に合わせて移動です。
2次会 はちきょう 別亭 おやじ
次の店は溢れるほどのいくら丼で観光客にもお馴染みのはちきょうです。すすきのに3店舗ほどありますが、本店は満員につき予約を断られるほどの人気です。
漁師的な店の雰囲気で店内はとにかく元気です。各料理は札幌価格的には若干割高感がありながらも、味は良いです。刺身の中に入っていたときしらずが本当に溶ける、溶けて旨みが口の中いっぱいに広がるという堪らない一品でした。旨みが凄すぎて、ウニを食べているような感覚です。
そして、名物いくら丼。どんぶりご飯がテーブルに運ばれ、お兄さんがどんどんいくらを盛ってくれる。丁度良いところまでいったら「ストップ」を掛けてくれと言われますが、当然誰もストップをかけるはずも無く・・・このイベントの際は店員さん全員が「おいさ、おいさ」の掛け声です。ほぼ全てのテーブルがこのいくら丼をオーダーするので、定期的においさタイムでうるさくなるのはご愛嬌。
はちきょうではテーブルが2時間制なので、そそくさと退散。ここで1名離脱。年末は厳しそうなので、またGWか夏にでもお会いしましょう。
3次会 四文屋
まだまだ飲み足りない。魚は食べたから肉を食べたい。あわよくば安く美味いものを食べたい。そんなニーズに応えてくれるのが、四文屋です。ここは焼きとんが安くて美味しいです。
そして、また1名体力の限界を向かえ、離脱してしまいました。
トイレに行くと洗面所が詰まってました。誰かが粗相をしてしまったようです。やれやれ、休日のすすきのは危険がいっぱいです。
ちなみに、店を出るときに友人が用を足そうとトイレに行ったのですが、一瞬で戻ってきました。どうやら洗面所だけでなくトイレ全体に誰かが粗相をしてしまったそうです。すすきのは本当に危険がいっぱいです。
4次会 銀だこ
久々に学生気分に戻って鯨飲する。これがこの日のテーマです。そのために、すすきのの外れ、中島公園付近に宿を取っておりました。四文屋も閉店の時間となってしまい、ホテルに向かって歩いていると、銀だこハイボール酒場が目に入ります。
誰が言うとでもなく「たこ焼き食いたい」というモードになり、入店。たこ焼きとハイボールを楽しんでしまいます。こういうノリこそ学生気分です。
5次会 ホテル飲み
5次会 ホテル飲み
ようやくホテルに到着です。既に時計は1時を回っています。私は15時から飲んでいることを考えると、まだまだ体力も落ちていないものだと嬉しくなってきます。途中、我らが道民のコンビニ、セイコーマートで酒やらつまみを買ってホテルに乗り込みます。
宿泊予定は3人なので、ツイン1部屋、シングル1部屋という予約を入れていたはずが、たまたま部屋の都合かツイン2部屋という状態に。まぁ多い分には文句もないので問題無しです。部屋で飲み始めた頃にはだいぶ眠気が・・・ベッドもあるのでコロコロと転がりながら飲むので、いつ眠りに落ちてもおかしくない状態です。
案の定、1人の男が落ちます。彼はこの日の内に500km近いよりを運転してきたかつ翌日は普通に仕事があると言うのに、宿泊を承諾した酔狂な男です。そんな事情もあり、てかこの時点で2時を過ぎてることもあり、寝ていただくことには何の問題もないのですが、寝方に問題が。
2つのベッドがほぼ横に並んでいることが仇となり、彼は2つのベッドに対して垂直に寝ています。つまりは、1人でベッドを2台使うという荒業です。こうなると、2つのツインルームが活きてきます。眠りに落ちた彼が翌日、仕事に遅れないことを祈りつつ、別のツインルームに最後の1人と移動です。ちょっとだけグダグダと喋り、3時半頃に無事力尽きて就寝です。おやすみなさい。
3日目
3時半に寝た男たちにとって10時チェックアウトというのはあまりに厳しい。そんな中、8時半頃に目を覚まし、ぐだぐだと布団で転がったり、シャワーを浴びたりして、ホテルから出ます。どうやら半日以上の飲み続けたにもかかわらず、体はそれほどダメージを負っていないようです。
この日何をしたいと、友人に問われた私は「スープカレーが食べたい」と即答。できるならば、平岸にあるキングに行きたいとワガママを伝えると、どうやら狸小路付近にも最近できたそうです。これは朗報。マイベストスープカレーはキングなので、手軽に食べられるのは嬉しい限りです。マックでキングの開店まで時間をつぶし、キングへ。
キングでスープカレー
本来であれば、マトンカレーが正義なのですが、この日の夜はジンギスカンを食べる予定なので自粛。定番のチキンか豚角煮あたりを攻めるのも良いですが、どうも体が揚げ物を欲していたようで、限定メニューのから揚げカレーをオーダーします。
やっぱりキングは美味い。さっぱり系あっさり系のスープカレーも嫌いじゃないですが、私はこれくらい濃厚なスープが好みです。そしてゴロゴロとした野菜も良いです。スープカレーの具材としてのブロッコリーは非常に優秀です。
時間を持て余す
昼も食べ終わると途方にくれます。当初はビアガーデンにでも行くかと言ってましたが、体力が限界。まぁ眠いんです。体を動かせば、目も覚めるかと思い、以前行ったことのあるダーツカフェに行くも前日で閉店してしまったようです。確かに安い割りに空いてたもんな・・・と妙に納得も途方にくれるばかり。
一旦、寝ないと死んじゃうと思い友人と協議した結果、カラオケ屋で寝ようということに。たまたま大きな部屋をあてがわれた我々はソファーを贅沢に使い、一曲も歌わず、というかうるさいからモニタの音量を0にして2時間以上仮眠。何とか体力回復です。
だるまでジンギスカン
そして、日も落ちて開店前からジンギスカン屋に並ぶことに。今回のお目当ては超有名店のだるまです。
予約はできず並ぶしかないということでお馴染みの店です。気合を入れて開店30分前に並んだら、誰もいなく肩透かしを食らうも入店です。
だるまに来るのは、大学時代以来ですが相変わらずの味のある接客と煙具合。でも肉は美味い。マトンらしくマトンが特性のタレと相性抜群で美味いです。
開店直後に入れたので問題ありませんでしたが、気づけば行列ができています。さすがは超有名店。ただ、開店は早いです。我々も1時間程度で退散。
ビアガーデン(キリン)
まだまだ日も落ちていなかったので、〆はビアガーデンで1時間1本勝負。サッポロ、サントリーと来たので今回はキリンです。売り子のお姉さんはメーカー毎にカラーが出ますね。きっと採用担当者の趣味の問題なのでしょう。キリンは愛嬌のよさを重視してるようです。
毎回、ビアガーデンでしか飲まないフローズン生をいただいてフィニッシュです。
後は、帰宅するのみですがまだまだ時間が浅かったので、昔住んでいたマンションや大学近辺の空気を楽しむために1時間以上掛けて歩いて帰宅です。
変わらないものと変わるものが混在する故郷を楽しむのが堪らなく好きです。今回1番の衝撃は浪人時代のたまり場だった友人が住んでいたアパートが跡形も無くなくなっていたこと。無常感があります。
4日目
友人と合う予定はこれで終わり。後は家族的な用事のみです。昼は暇なのでまだ食べていないラーメンを求めて彷徨います。
五丈原でラーメン
奇をてらわずに札幌ラーメンの原点であり頂点のようなラーメンを食べることができる彩未に行きます。札幌のラーメン店で食べログ1位の店なのでめちゃくちゃ混むんです。なので、早めに向かうと・・・本日不定休の文字が。絶望です。
なので、ここは別の店に切替えます。前々から、というか住んでいたころからなので10年以上前から行きたいと思っていた五丈原に向かいます。ここも混んでましたが、何とか滑り込みセーフ。名物のチャーシューおにぎりとラーメンをオーダーです。
味はまずまず。期待値が高かった分、思ったほどではなかったかな・・・と言うのが正直な感想です。おにぎりは美味い。でもでかい。
HTBへ
折角車で来ていることに加えて、HTBが平岸から移転すると言うことで、HTBにも行ってきました。これまた、いつか行こう行こうと思いつつずっと来ていなかった場所です。
どうでしょう関連の品々が若干展示されていたので、これらを眺めて、世の中で聖地と呼ばれている前枠・後枠の撮影場所である公園にも行ってきました。
当たり前だけど、同じ風景。そして、ぽつぽつとですが、常に観光客が入れ替わり立ち代り来ているのが印象的でした。
5日目
いよいよやることが尽きて、惰眠をむさぼりだします。実家にいると、漫画を読んでしまいます。実家にある漫画はH2とああ播磨灘と天しか有りません。この中で必ず読んでしまうのがああ播磨灘ですね。
何度見てもあの暑苦しいくらいの熱量がたまりません。播磨灘を語ると、記事が長くなってしまうので、また別の機会に。ちなみに1番好きなシーンは追放した播磨灘に誤りに来る愛宕山をぶっとばす播磨灘のシーンです。あまりに酷い。
彩未でラーメンリベンジ
この日の昼は前日に失敗した彩未リベンジ。着くと既に行列が。40分ほど待って入店。
やっぱり彩未は美味い。ここの味噌ラーメンを食べると他の味噌ラーメンでは満足できなくなってしまう気がします。それくらい好きです。でも欅は欅で美味いと思います。
さとらんどでソフトクリーム
家に帰ってもやることがないので、さとランドに行きソフトクリームを食べて帰宅。北海道に来たからにはソフトクリームを食べなきゃですね。
6日目
日中にやることが無くなる。これじゃいかんと思い、ビジネス書を買ってきてソファに座りながら読み出すも3ページ目くらいで力尽きて惰眠をむさぼる始末。完全にだらけた人間になってしまいました。
7日目
いよいよ最終日。空港で最後にラーメンでも食べて帰ろうかと思うも、想像以上の混雑で焦る。さすが夏休み、舐めてました。断念して、まずはプロントで岩瀬牧場のソフトクリームを食べて、かま栄でかまぼこかって、ラウンジでビール片手に楽しみつつ今回の帰省は終了。
北海道はやっぱり良いところです。また年末にお会いしましょう。
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