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JAL陸マイラー

JAL陸マイラーが持つべき高還元率のクレジットカードを解説!

どうもこんばんは、ループの螺旋階段です。今回の記事ではJALの陸マイラーが持つべき高還元率のクレジットカードをご紹介します。

別の記事でご紹介している通り、陸マイラーとしてマイルを貯める手段として1番メインとなるのは、ポイントサイトのポイントをマイルに交換することです。

裏・ループの螺旋階段
裏・ループの螺旋階段
http://8times-loop.com/jal-mile/
今宵は裏な気分で・・・
JAL陸マイラーとして年間25万マイル以上貯める方法を全解説!

しかし、生活していく中での支払いを全てクレジットカード決済とした際は年間でそれなりの決済額となります。クレジットカード決済によるポイントを少しでも効率良くマイルに還元するための方法を紹介します。

ご参考に、別記事でマイルの価値について考察しているのでそちらもよければご参考にどうぞ。結論としては最低でも2円以上の価値(使い方によっては20円以上)が1マイルにはあると考えています。

 

クレジットカードによりJALマイルが貯まる仕組み

まずは、クレジットカードを利用することでJALマイルが貯まる仕組みをご紹介します。大きく分けて3つのパターンがあります。

カード決済で貯まるポイントをマイルに交換

まずは1番メインとなるであろう貯め方です。クレジットカードは利用額に応じて、クレジットカード会社毎に独自のポイントが付与されます。このポイントをJALマイルに交換することで、マイルを獲得することができます。

詳細は後述しますが、JALカードは1%の還元率です。これは年間決済額が100万円だとすると、10,000マイルに交換できる分のポイントを獲得できることとになります。

JALのマイルなのでJALカードが1番還元率が高そうな気がしますが、SPGアメックスカードというカードは更に還元率がよく1.25%の還元率となります。これは100万円の決済に対して12,500マイルに交換できる分のポイントを獲得することとなります。

JAL特約店でのカード決済でマイルが貯まる

この貯め方はJALカード限定です。先ほど紹介したSPGアメックスカードの利用では貯めることができないので注意が必要です。

JALの特約店で利用した際はボーナスマイルが通常の1%の還元率分とは別で付与されます。例えば、JAL航空券の購入やJALの直営のお土産屋であるBLUE SKYでの利用により、もう1%分追加でマイルが得られるので、還元率が2%となります。

例えば5万円の航空券を購入した際の比較を行うと・・・

JALカード:1,000マイル
SPGアメックスカード:625マイル

このように375マイル分の差が出てきます。

JAL特約店はJALグループの企業だけではありません。コンビニであればファミリーマート、ガソリンスタンドではエネオス、百貨店では大丸や松坂屋、ドラッグストアではマツモトキヨシウェルシアも2%の還元率となり、大変お得になります。

JALグループ便への搭乗によりマイルが貯まる

マイルの最もポピュラーな貯め方は実際に飛行機に搭乗するフライトマイルです。このフライトマイルは搭乗区間の距離と、運賃種別や会員ステータスの要素で計算されますが、それとはJALカードを持っていることで別で追加のボーナスマイルも加算されます。

ボーナスマイルは3種類あります。

搭乗毎のボーナス:搭乗毎に付与
入会後初搭乗ボーナス:カード入会後初回と搭乗時に付与
毎年初回搭乗ボーナス:毎年初回の搭乗時に付与

それぞれのボーナスマイルは利用するカードにより異なります。

jal-okamiler-creditcard01

飛行機に搭乗する機会が多い方にとって、搭乗毎のボーナスは効果的に使うと加速度的にマイルが貯まるスピードがアップする仕組みです。このボーナスマイルは、飛行機乗らずにマイルを貯めるという陸マイラーの本質とは異なりますが、JALカード選びの判断基準として知っておきたい知識です。

JALマイルを貯めるためのオススメのカードは?

結論としては、先述の通りSPGアメックスカードが最も高還元率であり、次点でJALカードとなります。それぞれの特徴を解説していきます。

SPGアメックスカード

今更ですが、SPGアメックスカードと聞いても聞きなれない方も多いかと思います。「SPG」とは「スターウッドプリファードゲスト」の頭文字をとった略称で世界各国で展開するホテルやリゾートのロイヤリティプログラムなんです。

このホテル系のクレジットカードのサービスが同じく旅行関係で関連のあるJALやANAといった航空会社のマイレージサービスと非常に相性が良いんです。

メリット① 1.25%という高還元率

決済金額に対して1.25%の還元率でマイルに交換することができるのがSPGアメックスカードです。還元率だけで比較すると、JALのマイルを貯めるためにこのカードを上回る還元率を叩き出すカードは現在はありません。

SPGアメックスカードを利用すると、100円につき3ポイント(SPGアメックスカード独自のポイント)が付与されます。この3ポイントがちょっとわかりづらいですね。3ポイントをJALもしくはANAの1マイルに交換することができます。つまり、100円の利用で1マイル分のポイントが得られるので、この時点で1%還元のカードとなります。

1%では通常のJALカードの還元率と一緒ですが、還元率を高めるSPGボーナスポイント制度があります。マイル交換の際に、1度に60,000ポイント(=20,000マイル分)以上交換すると、15,000ポイント(=5,000マイル分)のボーナスポイントがつきます。これで、60,000ポイントが25,000マイルに交換できるので還元率は1.25%となります。

メリット② ポイントの有効期限がない

マイルをじっくり貯めたい方向けのメリットは、実質的にスターポイントに有効期限が無いことです。 3スターポイントを1.25マイルに交換(正しくは60,000ポイントが25,000マイル)できるのですが、このスターポイントの有効期限はポイントを獲得する度に延長されるため実質的に無いに等しいのです。

メリット③ SPG/マリオットリワードの上級ステイタスが得られる

マイルを貯める、という本質からずれますが、SPGアメックスカードが最近人気を博している理由がこれです。通常は系列のホテルに25泊以上しないと得られないゴールドステイタスが、このカードを持つだけで得られます。

これを例えると、JALグローバルクラブ会員やスーパーフライヤーズクラブゴールド会員に、飛行機に乗らずに年会費を払うだけでなれることと同じです。

ちなみにゴールド会員のメリットの一例を挙げると・・・

・14時のレイトチェックアウト
・部屋の無料アップグレード
・チェックイン時のウェルカムギフト

などが挙げられます。滞在のタイミングで空きがあれば広かったり眺望の良い部屋に無料でアップグレードしてもらえることはとても嬉しいメリットです。

メリット④ カード更新時に無料宿泊特典

SPGカードの最大のネックとなるのが高額な年会費です。この年会費分をペイできてあまりあるのが、この無料宿泊特典です。1泊2名分の無料宿泊特典をカード更新時に受けることができます。

対象となるホテルや条件は別記事でまとめたいと思いますが、対象のホテルはシェラトンホテルのように普通に泊まると5万円を超えるようなホテルも対象となっているので、この特典だけでお釣りがくる計算です。この特典があるからSPGアメックスカードはやめられないという方が多数いる目玉の特典です。

デメリット① 高額な年会費

JALカードよりも0.25%高い還元率とホテル関連の特典が目玉のSPGアメックスカードですが、やはりネックとなるのは33,480円という高額な年会費です。

ホテル関連の特典に興味がない、還元率のみを気にしたいという方には0.25%の差のためにJALカードとの年会費の差28,080円の差はなかなか逆転するのが大変です。

1マイルの価値が2円とした場合は年間560万円程度の決済が必要です。しかし、ファーストクラス狙いとすると1マイルは20円の価値となるので年間56万円程度の決済でSPGの方が有利となります。ここからは利用するスタイルでの判断となります。

デメリット② 決済100円ごとに端数を切り捨てて3ポイント付与

地味ですがジワジワと効いてきそうなのが、アメックス特有の決済100円ごとに端数を切り捨ててポイントを付与するシステム。JALカードが決済100円毎に端数を四捨五入してマイルを付与するシステムのマイルがつくことと比較すると不利です。

ちょっとわかりにくいので、具体例を挙げると、コンビニで198円の買い物を月に6回行ったケースで計算してみます。

・SPGアメックス:198円なので1回につき3ポイント(=1マイル)が6回なので計18ポイント(6マイル)
・JALカード:198円円なので1回につき2マイルなので12マイル

かなり極端なケースですが倍近くの差が出てきてしまいます。大きな決済が多く、決済数自体が少ない方は気にする必要はありませんが、コンビニなどでの少額決済が多い方は注意が必要です。

ちなみに、私は先月20.3万円の決済でした。これがSPGアメックスカードであれば2,019マイル、JALカードであれば2,031マイルと月に12マイルの差でした。個人差はありますが、この程度であれば許容範囲かなと個人的には思います。

デメリット③ 1.25%の還元率は60,000ポイント交換時のみ

これも見落としがちなデメリットです。1.25%の還元率は一度に60,000ポイント(25,000マイル分)を交換した場合のみなんです。60,000ポイントを単純な買い物で貯めるには200万円分の買い物が必要です。

これ以下で交換する時はJALカードと同様の1%の還元率のカードになってしまうので、小刻みにマイルに変換したいと考えている方にはSPGアメックスカードは向かないかもしません。

JALカード

JALカードは大まかに分けて、普通カードとCLUB-Aカード、CLUB-Aカード(ダイナースカード含む)、プラチナカードがあります。JALカードナビは30際以下の学生限定のお得だけど特殊なカードです。

jal-okamiler-creditcard02
 ※デフォルトで(SMP)ショッピングマイル・プレミアム入会(年会費無料)

メリット① 安価な年会費で還元率1%

先ほどの表を見ていただくとわかるように、最大で1%の還元率となります。SMPとはショッピングマイル・プレミアムの略称でこれに入会すると通常0.5%の還元率が1%と倍になります。SMPの年会費は3,240円となりますが、CLUB-A以上のカードであれば無料となります。

最も安価に1%の還元率を実現するには、普通カード(年会費2,160円)とSMP(年会費3,240円)の組みあわせとなり、合わせて5,400円の年会費となります。5,400円で還元率1%はコスパの良いカードと言えます。

メリット② 特約店の買い物で還元率2%

JALカードには特約店が存在します。特約店では通常よりも倍の2%の還元率となり、SPGアメックスよりも高い還元率となります。JAL関連の航空券やパッケージツアー、お土産屋であるBLUE SKYはもちろんのこと、普段の生活で利用するような特約店も多数あります。例を挙げると・・・

・百貨店:大丸、松坂屋
・スーパー:イオン
・コンビニ:ファミリーマート
・ガソリンスタンド:エネオス
・ドラッグストアー:マツモトキヨシ、ウェルシア
・本屋:紀伊国屋
・家電量販店:ノジマ
・レンタカー:トヨタレンタカー

普段の買い物を特約店に集中させると、トータルの還元率は一気に上がります。1.25%以上にすることも難しくありません。

メリット③ フライト時のボーナスマイル

JALカードを持っていると、搭乗ごとにボーナスマイルがもらえます。ボーナスマイルは3種類あります。カードの種類毎にボーナス数が異なるので表にまとめてみました。

jal-okamiler-creditcard01

出張など数多くフライトが見込まれる方はCLUB-A以上のカードがあると、毎回25%のボーナスが付くので一気にマイルが貯まります。出張族はJALカードを決済メインにしないにしろ持っているべきです。

陸マイラー専門で特典航空券以外で飛行機に乗らないという方は気にしなくてもOKです。

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SPGアメックスカードvsJALカード、どちらを選択するか

さて、ここまでで還元率の高い両カードの比較ができました。では、どのカード選択すべきでしょうか。悩んでいる時点で両方とも良いカードなのですが、利用スタイルに合わせていくつか判断基準を挙げていきます。

とにかく安くそれなりの還元率のカードに魅力を感じる

とにかく安くそれなりの還元率でマイルを貯めたい場合はJALカードの普通カードが最もオススメです。0.5%の還元率で納得できるのであればSMPにも入会せずに2,160円で年会費を済ませることができます。

さすがに1%の還元率は欲しいのであればSMPに入会して5,400円の年会費で実現することができます。

ちなみに、SMPの年会費である3,240円と1マイルの価値が2円ということを条件に試算すると、648,000円以上の年間決済が見込まれるのであればSMPに入会したほうがお得です。

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還元率のコスパから選ぶ

少しでも効率良くマイルを貯めたいという人にとってはSPGアメックスカードの1.25%という還元率が魅力に見えると思います。でも33,480円という年会費がネックです。

そういった方には、SPGアメックスとJALカードの間の年会費の差を逆転するためにはいくら決済すれば良いか計算した結果を改めて紹介します。。結果、1マイルの価値を2円と見なすと560万円以上20円と見なせば56万円以上の年間決済が見込まれるのであれば、SPGアメックスカードのほうがお得ということになりました。国内線で使うと1マイルは2円、国際線のファーストクラスで使うと20円の価値というのが一般的です。

あとは見込まれる年間決済額マイルの使い道から判断ですね。

SPGアメックスの付帯サービスに魅力に感じるかどうか

SPGアメックスには先述の通り、高級ホテルへの無料宿泊特典を毎年もらえることや、それ以外にも付帯する旅行保険も手厚いといったメリットもあります。還元率よりもこのメリットだけで年会費分の価値があると感じる方もいるほどです。

こういった方はSPGアメックスという選択となります。一方、高級ホテルへの無料宿泊特典に興味がないといった方は血さ金額にもよりますが、JALカードの方が実用的です。

有効期限を気にせずにマイルを貯めたい

マイルを貯める上で意外と見落としがちなのが有効期限です。JALカードを利用した場合、引き落としがあった月にその1%分のマイルが付与されます。ここから3年間(36ヶ月)がマイルの有効期限となります。

一方、SPGアメックスカードであれば、ポイントの有効期限はカード利用し続ける限り無期限なので、特典航空券を利用したい時期まで腰を据えてマイルを貯めることがきます。マイルを使いたいタイミングでSPGポイントをマイルに交換すればOKです。

じっくりとマイルを貯めたいという方はSPGアメックスの方が使い勝手が良いです。

フライトマイルもお得に貯めたい

フライト時に貯めるマイルをお得に貯めたい場合はJALカードが必須です。出張などでフライト機会が多い方はSMPに加入する必要はないので、入会しておくことをオススメします。

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私の選択はSPGカードとJALカードの併用

ここまでいくつかの判断基準を解説してきましたが、私は両カードを併用しています。前提として私はJGCカード会員であり、せっかく手に入れたステイタスなので、こちらは継続的にずっと使うことは決めていました。このため、ポイントはJAL(JGC)カードを持っている状態でSPGカードを持つかどうか。

結論としては、1.25%の還元率も魅力ですし、何よりもホテルの無料宿泊特典も気になったのでSPGカードを持つこととしました。しかし、全ての支払いをSPGに集中させているわけではなく、ポイント還元率が低い公共料金系はJALカードで払ってますし、JAL特約店でも2%の還元率となるので当然JALカードを使っています。

本記事のまとめ

JALマイラーにオススメのクレジットカードを紹介した本記事のまとめです。

  • 還元率が最も高いのはSPGアメックスカード!
  • SPGアメックスは年会費が高いが付帯するサービスも魅力!
  • コスパよく1%の還元率を実現するのはJALカード!
  • 有効期限を気にしたくない場合はSPGアメックスカード!
  • フライトの機会が多い場合はJALカードは持っておきたい!

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