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函館・札幌旅行記2018-2019

吹雪の函館で海産物に溺れる~函館・札幌旅行記2018-2019~

どうもこんばんは、ループの螺旋階段です。今回から2018年の年末から2019年の年始にかけて旅行をしてきた函館・札幌旅行の模様をお送りいたします。

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7泊8日という長期旅行

この年末年始は黙っていても9連休というすばらしいスケール感。これに加えて、団長さんがポリシーとしている仕事納めの日は休むというものの相乗効果で10連休です。これを活用して7泊8日の旅程を組んでやりました。

まずは、函館空港から北海道入りして、その後陸路で札幌に向かい、新千歳空港から帰京するというルート。冬の北海道という観光には全く向かない時期ですが、函館は比較的影響を受けにくいし、多少は温かいだろう、ということで。

年末寒波というパワーワード

2018年はクリスマスを過ぎた頃から年末の寒波はやばい帰省や旅行に特大のインパクトを与えると言われ続けていました。毎日のように洗脳めいた脅しを受けるので、すっかり団長さんもナーバスモードに。

それを増長させるかのようにJALからも「寒波やばいから搭乗予定の便をキャンセルしてもキャンセル料取らないし、便変更も自由だよ」的なメールが来ます。どうやら本気でやばそうだ。本来は28日の夜の便を予約していたのですが、昼の便に変更です。無事着くと良いのですが・・・

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ラウンジにて腹ごしらえ

航空会社の上級会員であることの最大のメリットは「ラウンジでゆっくりとビールが飲めること」だと上級会員になる前は思っていましたが、それは誤りでした。今思う最も嬉しいメリットは会員専用カウンターかもしません。

今回はスノボをするという一大イベントがあるため、荷物が大きくなり機内に持ち込むことができません。海外ですらも荷物を預けないことをポリシーとしている団長さんとしては、かなりレアなケースです。で、この荷物預け入れの列が長いこと長いこと。さすがの繁忙期。そこもJGC専用カウンターがあれば瞬殺で手続きが完了です。

ラウンジはやはりそこそこの混雑。空港でゲットした柿の葉寿司カツサンドで腹ごしらえと行きましょう。ちなみにビールはハイネケンです。


ラウンジでの昼からビール

やはり昼からビールは最高です。眠くなってしまうことがデメリットですが、それ以上に気持ちが良いです。しかも有休を取っての昼からビールときたら格別以外の言葉が見当たりません。

いざ函館空港へ

函館への便は悪天候につき、条件付のフライトです。最悪、羽田に引き返すこともあるパターンです。去年、羽田から新千歳行きの便で同様に条件付の便に乗ったのですが、起きたらそこは雪の新千歳ではなく快晴のない羽田で頭が混乱したパターンがあるので油断なりません。

上空はとんでもなく厚い雲が一面に広がる有様で、雲の暑さから年末寒波のすさまじさを垣間見ることができました。


まさに雲海

飛行機は何とか、函館空港に着陸です。しかし、そこからが長い。どうやら、我々の便が到着するちょっと前まで、滑走路が閉鎖されていたらしく、出発待ちのの便でターミナルが満員だそうです。つまり、我々の飛行機が乗りつけるタラップが無いってことです。10分、15分のものかと思っていましたが、結局1時間近く飛行機の中に閉じ込められることに。


無事上陸

でも、本来なら20時頃に空港に着く予定が16時頃には着くことができたので、むしろ良い結果といえます。そして、空港は青空が見えるような天気になっていました。

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まずはホテルへ

今回の宿は朝市のすぐ近くの東横インです。ということで、駅からもすぐ近くなので函館空港からは一路バスで駅を目指します。函館に来るのは多分4年ぶりくらいですが、空港から向かう、さらには冬に来たのは初めてです。

駅に向かうまでにあっという間に暗く、さらには吹雪模様になってしまいました。冬の北海道の夕暮れは早い。


雪の函館駅

雪に加えて、風も強くなってきて、前を見るのが困難です。そうだ、北海道の冬はこうだったと今更ながらに思い出します。そして、今回の旅で最大の困難となるのがスーツケースです。

空港で重さを量ったら23kgという重さに膨れ上がり、「Heavy」というタグが取り付けられる始末です。そして、雪が降り積もる道。機動力にとても影響する、文字通りお荷物です。駅からの道順がうろ覚えなこともあり、若干、遭難しそうになりながらも何とかホテル到着。

いきなり時間を持て余す

到着後の機内で1時間、待った影響もありどこかに遊びに行くには時間が足りず、かといって晩御飯に行くのは早いという微妙な17時。かといって、ホテルでダラダラするのも勿体無いので、お土産屋でも見るために函館駅へ向かってみます。

ホテル横にあるサツドラで薬を買いたかったのですが。まさかの17時でクローズ。うーん、都会の感覚でいちゃいけないですね。ホテルの外は相変わらずの雪と風と寒さ。

駅に行くとイカがお出迎え。


イカ

駅でお土産を見て、いよいよやることがなくなったので、ちょっと早いが予約をしていたいか清に行くことに。

いか清でイカ祭り

北海道に残っている友人に教えてもらったいか清です。とりあえず北海道といえばイカでしょう、ということで教えてもらいました。


ビールとお通し

まずはビールをいただきます。外が寒い中、暖かい部屋で飲むビールもまた格別です。

ここに来た以上、当然食べるべきはイカです。そして函館に来たからには活イカ刺しを食べたいわけですが、ちょっと待ってください。冬の北海道に来た以上、それよりもマストなアイテムがあります。それがタチポンです。これを食べずにして、冬の北海道グルメを語れません。


タチポン

やはり、北海道で食べるタチポンは格別です。このクリーミーさ、何とも形容しがたい味でたまらんです。


活イカ刺し

そしてインスタ映えするイカ刺し。この時期はヤリイカです。捌きたてのイカは程よい歯ごたえとねっとりとした甘さが癖になります。

その後、イカ塩辛、貝に入ったイカのゴロ焼き、イカげそ揚げ、イカさつま揚げ、イカげそ天ぷらとやりたい放題、イカ祭りを開催してやりました。


塩辛、ゴロ焼き、イカげそ揚げ


イカさつま揚げ

いか清、良い店でした。更なる詳しいレポートは別記事にて!

雪との戯れ

函館の夜はこのままホテルの戻ることを許してくれません。二次会に行く店を探して彷徨います。しかし、イカの店が多いこと多いこと。既にイカは満喫しつくしたので、イカをメインに据えていない店を探します。

道中、今回の旅の同行者である、お嫁氏(仮)は降り積もるフカフカの雪が珍しくてたまらないらしく、完全に雪とお戯れモードに。。。


フカフカ雪を楽しむ人

海がきで尿酸祭り

二次会は適当に見つけた海がきです。すみません、適当というのは嘘です。空港から駅に向かうバスの中で目を凝らしていると外のメニューに「タチポン」とあったので、目をつけていたお店です。

ここでは、まさかの塩水ウニと出会うことができました。ウニの旬は夏だと思い込んでいたので、嬉しい誤算です。


尿酸祭りセット

タチポンは当然、2件目でもオーダーします。そしてウニのとろけ具合。たまらんです。そして、道外ではちょっとレアなカレイの刺身も良きです。いやぁしかし尿酸値が跳ね上がりそうな食生活。年明け早々健康診断があることなんて気にしてはいけません。


子持ちニシン

私、焼いた子持ちニシンがとても好きなんです。骨が多くて少し食べにくいのが難点ですが、身も数の子のも美味です。こうして、函館初日の夜は更けていきまいた。

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