どうもこんばんは、ループの螺旋階段です。旅行や帰省の際に、台風や大雪といった天候を理由に飛行機が欠航や大幅遅延することってありますよね。
このページをご覧になってる方は今まさに困っているところかもしれません。ニュースなどを見ているときは他人事でも、いざ自分の身に降りかかるとどのような行動や対応をすれば良いか分からなくなることが往々にしてあります。
天候が荒れたときの空港は大混雑となり、初動を誤ると長時間の待ち時間を余儀なくされることもしばしば。本記事ではJAL利用時に、そのような状況を防ぐために取るべき行動を解説します。
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この記事の目次
欠航や遅延が起こりそうになったら
天気予報やニュースを見ていると、事前に影響有無をある程度予測が立てられると思います。明らかにフライトが不可能な際は事前に欠航がアナウンスされますが、意外と直前まで決定しないことが多いです。
航空会社としても何とか予定通りフライトさせたい、遅延が起こったとしても欠航だけは避けたいという想いがあるため、欠航の判断がキリギリになります。
また、飛行機は横風に特に弱いのですが、離陸するタイミングで滑走路に風や雪さえなければ問題ないのです。極端な話をすると、離陸するタイミングさえ一瞬でも風が収まればフライト可能です。
後述しますが、今回紹介する取るべき行動のポイントを先に書いてしまいます。
それは、天候が怪しいと感じたら、搭乗予定日と翌日以降で振替えたい便の予約を普通運賃で入れてください。あくまでも予約のみで購入はしないでください。欠航が決定する前にこの作業をしておくだけで、その後の動き方が一気にスムーズになります。なお、予約のみであれば、キャンセルしたとしてもお金は発生しませんのでご安心ください。
情報収集
まずは何はともあれ情報収集です。欠航や遅延が決まると空港内のアナウンスや各社のホームページの運行状況に掲載などにより伝えられます。
JAL:https://www.jal.co.jp/cms/other/ja
公式サイト以外では情報のスピードという点でTwitterも便利です。
空港には向かうべき
事前に欠航が決定していない限り空港には向かいましょう。
先述の通り、欠航の決定はギリギリまで粘られます。どうせ欠航だろうと高をくくっているとあっさりとフライトすることもしばしばです。その場合は当然他の便への変更は不可ですし、払戻しも手数料が発生してしまうので注意が必要です。
また、電車やバスといった空港への交通機関が遅延する可能性も否めません。空港への移動手段が例え天候理由にしても遅延したことにより飛行機の搭乗に間に合わなかった際でも変更や払戻しの対応はされないので、併せて注意が必要です。天候が悪いときこそ、早めに空港に着くようにしましょう。
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欠航や大幅遅延が決まった際の対応
欠航が決まった際の対応は2パターンに分かれます。1つ目は旅程をキャンセルして運賃を払い戻す場合、2つ目はJALグループの別便に振替える場合です。
払戻しと振替えでそれぞれ手続きをしなければいけない期間が設定されているので注意してください。
運賃を払い戻す
まず運賃を払い戻す場合です。購入している航空券をキャンセルし、運賃の払い戻しを受けます。
この払戻し手続きは当日に空港で行う必要はありません。対象の券種ごとに設定される払戻し期間内にWEBもしくは電話で手続きを行えばOKです。つまりは、遅延や欠航で混雑しているカウンターでの対応は不要です。
WEBでの手続き可能期間は事案発生日から2日以内であり、それ以降は電話での対応となります。
JALグループの他便へ振替え
まず注意が必要なこととして、振替え可能な便は同一航空会社のみです。JAL便が欠航したからといってANA便に振り替えることはできません。航空会社責任の遅延や欠航の際は他社便にも振替え可能ですが、ここが天候が理由の際との違いになります。なお、当然変更に伴う手数料等は発生しません。
では、天候理由で遅延や欠航が起こりそうな際に取るべき対応を具体的に解説します。
STEP1 振替希望便を予約
まずはWEBサイトから振替え希望の便を普通運賃で予約しましょう。ここでのポイントは天候が怪しいと感じた際は欠航や遅延が決定する前に予約をすることです。あくまでを予約のみで購入手続きは絶対にしないでください。
購入をしなくても、振替えてもらうことは可能ですし、仮に予約便が欠航にならず予定通りフライトしたとしても、予約のみであれば費用負担はありません。ちなみに予約しても購入期限を過ぎると自動的にキャンセル扱いとなります。予約が完了したら、「便名」と「予約番号(英字６文字)」を控えておきましょう。
天候がいつまで荒れるか怪しい際は、振替希望便を予約便と同日のみでなく、翌日以降分まで押さえておくことをオススメします。理油は繰り返しですが、予約するのみであればお金が発生しないからです。いつになったら天候が回復するかわからない際はこのように複数日の便を確保して保険をかけておきましょう。
コツは怪しいと思ったら早めに便の予約を入れることです。とにかく早めの行動があなたを救います。欠航が決まった瞬間、カウンターでもWEBでも手続きが殺到し、あっという間に便が満席になってしまいます。
これらの操作はWEBや電話で可能であり、悪天候となった予約便当日の対応として、混雑するカウンターに並ぶ必要はありません。ちなみに、受付期間は遅延の場合で予約便出発時刻の15分前まで、欠航の場合で予約便出発日の22時までです。
また、振替え便の条件は、予約便と同一区間かつ同一クラスなので注意してください。出発地と到着地が同じでも経由便はNGとなりますので、こちらも併せて注意が必要です。
STEP2 振替え便の当日に空港カウンターで手続き
STEP1の手続きが終わっていれば、あとは振替え希望便の搭乗当日に空港カウンターに向かうのみです。ここで、STEP1で控えた情報と、予約便の情報がわかるマイレージカードやeチケットの控えを見せれば、振替え手続き完了です。
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欠航による宿泊費等の補償
搭乗予定だった便が欠航し、翌日以降の便に振替を行った際は宿泊費や自宅までの交通費が余計にかかることがあります。この想定外の費用を航空会社が負担してくれることはあるのでしょうか。答えはNoです。
各社の約款にも記載してありますが、不可抗力の理由（天候など航空会社の責任がない理由）による欠航・遅延については、宿泊費等の費用は補償の対象外となります。
ご参考ですが、航空機の整備不良等、航空会社に責任がある欠航・遅延の際には上記の費用が補償対象となります。
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本記事のまとめ
最後にJAL便が悪天候で欠航や遅延をした際に取るべき行動をまとめた本記事のまとめです。
- 払い戻し手続きはカウンター手続き不要！
- 振替え便手続きも振替便搭乗日以外はカウンター手続き不要！
- 天候が怪しいと思ったら仮押さえで振替え希望便を複数即予約！
- 仮押さえは予約のみで絶対に購入手続きはしない！
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