どうもこんばんは、団長です。エジプト・モロッコ旅行記も第8回に入り、ようやくモロッコに入国を果たします。到着はカサブランカのムハンマド5世空港。カサブランカはあまり観光ポイントが無いので、マラケシュに向かうことにします。
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ムハンマド5世空港からの脱出
ムハンマド5世空港に到着したのは23時過ぎ。ここからは電車でカサブランカの市街地に向かいます。移動方法は電車です。最終の0時発の電車を狙っていたのですが、日によっては運行しない日もあるというアバウトさです。
一抹の不安を抱えつつ、空港出て駅に向かうと・・・
この日は運良く0時発の電車も運行する日でした。良かった良かった。
この日はカサ・ヴォワジャー駅を目指します。翌日はこの駅からマラケシュを目指すためです。
当然、いつものように宿は用意していない団長さん。しかし、天下のカラブランカ、いくらでも宿くらい探せるだろうと甘い考えを抱いていました。
もうちょっと解説すると、この駅から2kmくらい歩くと、レストランやらホテルが密集しているエリアがあることはリサーチ済みだったんです。しかし、降り立った駅前が引くくらい治安が悪そう。
この状態で2km、キャリーケースを引いて歩くのは相当危険と判断。この手の直感には従うことがだいたい吉です。
駅前には安そうだけどビジュアル的にかなりやばそうなホテルもありましたが、今回は疲れていたこともあり、ちょっと高そうだけど綺麗そうな国際チェーンのHotel Ibisにチェックインです。
フルーツジュースの悲劇
なんやかんやで既に1時を過ぎていたので、部屋に入りシャワーを浴びて直ぐに就寝。
眠りについてどれくらい経ったでしょうか。猛烈なお腹の痛みで目が覚めます。トイレに駆け込む団長さん。
完全に当たってしまいました。大当たりです。お腹を下すだけでなく、吐き気もとんでもないです。薬を飲んでも身体に吸収される前に吐き出さざるを得ない状況。大ピンチです。
とにかく寝て体力を回復することとトイレに向かうことを一晩中繰り返します。
とんでもない状況になりながらもこの原因はなんだろうと思い出していると、、、生ものは1つしか思いつきません。
空港のフルーツジュースだから生ものでも完全に安心しきっていましたがツメが甘かった。後悔しても後の祭りです。死にそうです。
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ギリギリの移動 to マラケシュ
気づけばチェックアウトの時間が近づいてきました。何とかお腹の調子は安定状態になりつつあります。
ほっとして駅に向かい、マラケシュ行きの電車に乗り込みます。
ちなみに駅のホームから見える景色はこんな感じ。駅を囲むフェンス何て気の利いたものはありません。
10:50、定刻どおりに電車はやってきました。ダイヤなんて全然守られない運行なのかと思ってたけど、案外律儀に来ます。
この電車は自由席で乗ったんですが、まぁ混んでるったらないです。席は満席につき、通路で立つしかありません。電車でおよそ4時間弱の道のり。ハードです。
しかし通路が狭い。がたがたと揺れる電車で体力も奪われます。喉も乾いたなー、そんなことを思っていると車内販売のワゴンがやってきました。正に砂漠にオアシス。
これで一服できます。生き返れます。
途中、いくつかの駅に止まりますが、人は増える一方で全然減りません。
移動行程も半分を過ぎたころでしょうか。おさまったはずの腹痛が再び団長さんを襲います。さすがに長距離路線ってことだけあり、電車内にトイレは完備しています。しかし、トイレへの道のりが狭く乗客も多いため、全然スムーズに進めません。
ていうか、キャリーケースを持って移動するのはまず無理です。非常にリスキーではありますが、トイレに行かずに我慢することはもっとリスキーなので、キャリーケースを通路においてトイレに向かいます。
このトイレが筆舌に尽くしがたいトイレではあったのですが、詳細は割愛します。それよりも問題は、先ほどまでいたキャリーケースの位置まで戻れなくらい人がギュウギュウなこと。結果的に何の被害もありませんでしたが、1時間くらいキャリーケースから離れてる間はドキドキが止まりません・・・
名前は忘れましたが、ある駅で乗客のほとんどが降りたため、キャリーケースを無事回収し、やっと座れることに。
席に座ると横にいたおばさんが英語で話しかけてくれるので軽くトーク。団長さんの英語も通じるもんだと一安心。そうこうしている内にマラケシュに到着です。
次回予告
いよいよマラケシュに着いた団長さん。しかし、まだまだ彼のお腹には一抹も二抹もの不安があるのでした。団長さんの体調は感知するのか、次回にご期待下さい。
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