どうもこんばんは。私は働いてから10年も経っていませんが、引越しは10回以上こなしています。そんな中で、身に付けた引越し費用を最大限抑制する方法を今日は紹介したいと思います。
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この記事の目次
引越し料金には明確な料金リストが無い!
これが引越し費用がブラックボックス化している1番大きな原因です。各引越し業者のホームページを覗いても、明確な料金表示はどこにもありません。
引越しは注文住宅のようなもので、同じ内容の引越しは2つとないオーダーメイドの的な感覚に近いものがあります。このため、引越しの度に個別見積をとり、都度都度、条件に合わせた料金を出してもらう必要があります。
引越し料金を決める要素
輸送費
これは荷物を輸送することでかかるコストです。費用の構成は以下3つです
- トラックの大きさ
- トラックの台数
- 移動距離
当然ながら、トラックの大きさが大きく、台数が多く、移動距離が長いほど料金は高くなります。
人件費
これは荷物の搬出入を行う作業員の方の人件費です。荷物が多いほど、必要な人数と拘束時間が多くなり、料金がアップします。
オプション対応費
エアコンや洗濯機の設置、梱包・開梱サービスなどこれは引越し業者によって特色の出る部分でもあります。
引越し費用を下げる方法
荷物を徹底的に減らす
前述の通り、引越しの荷物は少なければ少ないほど、トラックは小さくなり作業人員も減らすことができます。引越しというイベントがないと、なかなか家のものを大胆に捨てる機会ってないですよね。
ある意味チャンスだと思って、1年使っていないようなものは捨ててしまうように断捨離を行うことをオススメします。
使わないものを運ぶのにお金がかかるのなんてバカらしいですよね。引越し費用が安くなることに繋がると思えば、めんどくさい断捨離もモチベーションを持って行えると思います。
引越し日時を指定しない
これも大きな要素です。各引越し業者は、運送用のトラックや作業員を確保しているわけですが、これを上手やりくりして引越事業をこなしています。週末などの時期は引越しをしたい人が集中するので、ここを指定すると高い料金になってしまいます。
1番良いのは、見積担当者に1番安くできる時期を教えてもらうことです。日付だけでなく、時間までも引越し業者側の都合の良い日にすれば料金はかなり落とすことができます。
意外な観点でいうと、私は全く気にしませんが、引越しは大安の日が良いとか、仏滅は避けたいという方も少なからずいらっしゃいます当然ですが、人が嫌がる仏滅の方が大安よりも安い金額で引越しができます。
早めに見積もる
これも鉄則です。引越し業者の営業マンは早めに受注を取りたい気持ちでいっぱいです。
可能であれば1ヶ月以上前に予約をすると、値段はリーズナブルなものを提示されやすいです。これに加えて引越し日時を指定しないも組み合わせれば、結構な幅での値引きを受けることができます。
相見積もりは絶対に取る
相見積もりを取る。これが大原則です。絶対に、絶対に1社しか見積もりを取らないということをしないようにしてください。最低でも4社からは見積もりを取ってください。そうでないと、次に紹介する値段交渉にも入れませんし、確実に高額な引越し料金を吹っかけられることとなります。
最近は引越し侍やSUUMOなどWEBから荷物の大体の量を伝えれば複数者同時に見積もれるサービスもあるので是非使ってみてください。
個人的にはSUUMOのサービスがオススメです。理由は電話番号を入れずに見積もることができるからです。電話番号を入れてしまうと、各社の営業担当者から電話がバンバン来るのでめんどくさいです。
見積もりは必ず訪問見積で
WEBサービスや電話でも大体の見積もりはとれますが、最終的には絶対に営業担当者から訪問見積を取得してください。これをしないと、値下げ交渉も難しいですし、何よりも荷物積み残しのリスクや積み残し防止を目的に余裕のありすぎるトラックを手配されて料金が膨らむ可能性があります。
引越し費用の交渉方法
1社目
まず最初に1番大切な大原則からお伝えします。それは・・・
絶対に即決しないこと!
これに尽きます。見積担当者のパターンは必ずと言っていいほど同じパターンです。
①部屋の荷物をチェック
②引越し希望日を聞く
③見積もり費用を提示する
③で即決するのは絶対にやめてください。引越し業者側は万が一でもこれでもOKが取れれば儲けものくらいの気持ちで吹っかけてきています。
そして、あなたがイメージしている予算よりもかなりオーバーしていることが多いはずです。この場合は素直に難色を示してください。すると、これも業者によらずほぼ同じパターンが多いですが、
即決してくれるなら●●円まで引きます
と言ってくきます。しかし、まだまだ食い下がってください。
すると、見積もり担当者では判断できない値引き額ですが、本部に確認します、と先方は言ってきます。
ここで本部に連絡をした上で、更にいくらか値段が下がった値段が提示されるはずです。
ただし、その料金はこの場で即決が条件なことが多いです。それなりに引越し費用は下がってきてると思いますが、ここでもまだ決めないで下さい。
見積もり担当者としては、その場で決めて欲しいのでなかなか引き下がらないかもしれませんが、思ったよりもまだ高い、決定権は私に無く家族が決める、まだ他社の見積もりをもらってない、など理由は何でも良いのでとにかく、1度お引取りを頂いてください。
ここで1つポイント。この際には、非常に値引きをしてもらってありがたいと思っているので、他社から良い条件が出なければ今日か明日に電話で連絡する、と告げてください。
即決限定の費用と言いつつも、後でどうにでしてくれることが多いので大丈夫です。
2社目以降
1社目の見積もりをとったことで、何となく相場が見えてきます。2社目の見積もり担当者も同じような流れで引越し費用を見積もると思います。
ここで提示される金額は1社目から最終的にもらった金額よりも高いはずです。そこで、すかさず既に見積もってもらった別の会社では●●円、と伝えましょう。
嘘も方便ではありませんが、あなた自身に抵抗が無ければ実際に提示された金額よりも気持ち安い金額を伝えれれば更に効果大です。
これで2社目の業者も最低でも同額もしくはそれよりも安い金額を出してくれます。ただ、その安い金額になる条件はこの場で即決した場合に限るといわれることが多いです。
ここでも即決してはいけません。1社目と同様に、決定権は自分に無い、この後にも別会社の見積もりを控えている等の理由を伝えて、結論は先延ばしにしましょう。
この際ももちろん、今回もらった条件が1番良ければ電話で連絡すると伝えてください。3社目以降もこの流れで少しでも安い金額を引き出しましょう。
最終決定
ここまでで既に1社目と比較するとかなり引越し費用が下がってきてることと思います。場合によっては1社目の提示額から半額以下になっていることも少なくないはずです。
ここまで数社と散々、価格交渉をしてきた中で、ここにお願いしたい!という引越し業者が見えてきたと思います。
最後の訪問業者がその業者の場合は、この場で即決するからもう1声安くできないかと打診してみましょう。これまでの対応でもお気づきの通り、ノルマがある営業マンは、その場で即決と言う言葉には乗ってきて貰いやすいです。
逆にお願いしたい業者が、最後の訪問業者ではない場合は、電話で連絡を取りましょう。そこで、別の業者から受けた最安値を伝え、価格は別の業者のほうが安いけど、訪問時の印象が良かったあなたの会社に是非やって欲しいと伝えれば、これも同額かそれよりもちょっと安い金額まで下げてもらうことが可能です。最後の最後は情に訴えるのも案外効果があります。
引越し費用を抑えるコツ
早めの行動が吉
既に示している通り、トラックや作業員の調整に融通が利くため、引越し日程までに余裕があればあるほど価格交渉がしやすいです。逆に、直前にこの日しかムリ!みたいな条件では価格を抑えるのはかなり難しいです。
交渉時は相手を尊重
自分が客の立場でありますが、だからと言って横柄な態度で対応するのはやめてください。人間的にどうよ、って話もありますし、それ以上に心象が悪い相手には値下げもあまりしてくれないのが現実です。引越し業者の見積担当者と会話した際も、あまりにひどい場合は交渉には応じないと話していました。
希望の業者があれば最後に見積もる
ここにやって欲しい!という業者がもしあるのでしたら、1番最後に見積もりをしてもらうことが効率的です。後で電話で連絡するよりも、対面で価格交渉をし、その場で最終価格まで持っていくほうが交渉はスムーズです。
やってはいけないこと
同時に複数業者を呼ぶ
絶対にNGです。交渉がめんどくさいからと、全員を集めてオークションがごとく入札をさせるような形をとるのは、引越し業界では暗黙の了解で絶対にタブーかつ最大のNG行為なのです。出てくる金額は複数の業者が示し合わせたように高い金額の提示を受けることとなります。
また、いざ費用が高くなった際の交渉も大変です。5社同時に見積もりをしてもらったとして、あなたは5人の担当者が目の前にいるわけです。誰からどのように話そうか、その間残りの4人を待たせるかなど、余計なことで気を遣うこととなり、交渉も上手くいきません。このことからも、めんどうでも1回につき1社ずつの対応としましょう。
予算を伝える
予算は結構聞かれることが多いと思いますが、これは答えずにはぐらかすようにしてください。予算が仮に引越し業者の予想よりも高かった際は、その金額以上の減額は望めなくなり、結果的に損をしてしまいます。
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まとめ
引越し費用を徹底的に抑える方法について解説した本記事をまとめます!
- 早めの行動が引越し費用を安くする最大のコツ!
- 見積もり時に絶対に即決しない!
- 4社以上に相見積もりをとる!
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