どうもこんばんは、ループの螺旋階段です。函館・札幌旅行記の第2回目です。今回は函館観光を満喫する2日目の前半の模様を送りします。
前回の様子はこちら
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この記事の目次
函館といえば朝市
茶夢で絶品カニ汁を食す
函館と言えば新鮮な魚介類。新鮮な魚介類と言えばそう、朝市です。と言うことで、この日の朝食は朝市で取ることにします。函館朝市に来るのは3年ぶりくらいになるのですが、その際に利用したお店のカニ汁が実に絶品であったので、再訪することと相成りました。そのお店とは茶夢というお店です。
詳しい情報は別記事に譲りますが、軽くご紹介。我々は10時頃に店に到着しましたが、さすが朝市内の食堂。既に店は活気付いていて、我々がギリギリ待たずに入店できる状況でした。
入店して悩みます。カニ汁は頼むに決まっているのですが、主食を何にするか問題があります。無難に海鮮丼系で攻めるのも良いのですが、通らしく魚の煮付けで攻めるのも悪くない。。。
なんてことを考えながらも気付けば1番高価であろうイクラとウニとカニの三色丼とカニ汁のセットをオーダーしてしまいました。地元が北海道なのに観光客感が強めです。しかし、ここのウニは塩水ウニで、イクラは自家製と言われた日には頼まないわけにはいかなかったのです。
三色丼とカニ汁
来ました、三色丼とカニ汁です。ウニは正に塩水ウニらしく臭みとは無縁で旨みしかありません。イクラもいい味付けだ。これは満足度が高いです。そしてそれよりも圧倒的なのがカニ汁です。やっぱり美味い。毛ガニの身だけでなくミソや殻からこれでもかと旨みが出まくっています。
カニ汁で悩ましいのは、身をどこまで殻から取り出すかです。当然、身を全部食べたいのですが、そこに注力しすぎると、汁がぬるくなってしまいます。熱いものは熱く、冷たいものは冷たく食べることをポリシーとしている私としては由々しき問題です。しかし、このカニ汁はそんな悩みも吹き飛ばすほど絶品です。あっという間に完食してしまい、また飲みたいなと思うのでした。
あと、ここのお店の特徴は小皿料理が大量に出てきます。
小皿料理たち
どれもお酒に合いそうなメニューばかりでそれもまた良きなのです。前日に飲みすぎたかつまだ朝10時と言う状況もあり飲みはしませんでしたが。
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朝市をふらつく
朝市は危険です。年末と言うことで活気に溢れています。ちょっと店頭に並んでいる品々を見ていると、あっという間に店員さんたちに接客モードで絡まれます。
店員さんとの高いだの安いだのというやり取りも朝市ならではの楽しみなのでしょうが、1週間の行程の2日目に生鮮食品を買うわけにはいかないのです。しかし、店頭は天然の冷凍庫なので、商品を雑に扱っても問題ないところが良いですね。
鮭も凍る街角
イカール星人を訪ねて数理
函館では大量のイカが消費されていると言うことで、イカたちの魂を鎮めるためにイカール星神社なるものがあるらしいとガイドブックに記載がありました。
そういうB級スポットは嫌いじゃないので、是非見たいと思い探しますが一向に見つかりません。結構入念に探しますが、案内も無ければ神社がある気配もありません。かと言って、市場の人に聞くことも何かはばかられたので、探すのを断念して市場を去ります。
後日分かりましたが、イカール星神社は2017年6月に撤去されたそうです。B級過ぎるのも問題のようです。
https://www.hakobura.jp/news02/2014/07/post-100.html
摩周丸観光
今回の函館観光の中で、団長さん的に1番ぐっと来たのが摩周丸です。摩周丸とは昔、実際に使われていた青函連絡船・摩周丸を利用した青函連絡船の歴史を学べる博物館のようなものです。函館駅や朝市から徒歩圏内にあるので気軽にアクセスできるのも嬉しいポイントです。
摩周丸へ向かう
この日は午前中は気持ちの良いくらいの晴れです。北海道の冬の快晴の日は空気がピンと張り詰めた感じがあって好きです。朝市から海側に歩いていくと、摩周丸が嫌でも目に入ります。
摩周丸
凄いスケールです。さすが車を詰め込んで就航していた船はスケールが違います。
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摩周丸でコスプレ体験
摩周丸内部では青函連絡船の歴史や当時のままのブリッジや客室を見学することができます。また、歴史を学ぶ以外にも当時の船長やマリンガールというキャンギャル的な(?)人たちの制服を着る体験ができます。
船長風
マリンガール風
このコスプレ体験ができるエリアは当時、喫茶室として使われていたエリアで今も簡易的なカフェとなっています。そこでは明らかに摩周丸のスタッフと思われる方がコーヒーブレイクしていますが、それも気にならないくらい緩い空気が流れる空間です。
大興奮のブリッジ
摩周丸には決してコスプレ体験をしに来たわけではありません。摩周丸観光のハイライトはブリッジにあります。ブリッジの前にも、当時の設備を利用してモールス信号の打電を体験できたりと、なかなかに心くすぐられる展示があるのですが、それ以上にブリッジです。
通信室にてモールス信号体験
ブリッジからの望む函館山
ブリッジでは、当時の設備がそのままに残されており、しかもそれを自由に触ることができるのです。この手の大型船や戦艦が非常に好きで、よく内部まで観光したりするのですが、大抵の場合は設備にまでは手を触れられないことが多いです。これは興奮です。
どう見ても鏡餅が邪魔
なにが何だか分からないながらも、ハンドルやらレバーやらをいじっていると、船長の格好をした方がレバーの動かし方や役割を教えてくれるじゃないですか。
船長の格好をしていることもあり、コスプレコーナーから飛び出してきた人かと思いましたが、それにしては船の仕組みや構造に詳しすぎる・・・どうやら、元船長の方が働かれているようです。まだまだ各設備は現役のようで、GPSより前に使われていた海岸からの距離を測れるレーダーやスクリューが連動して動くハンドルには大興奮です。楽しすぎる・・・
船長気分
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